拾われた子猫 (ページ13)

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私達は、絶対に離れない。

私は、ずっとココくんと居たい。

見捨てて欲しくない。

そう思った。

それを叶えるために、私は今日も仕事をする。

たとえ汚れ仕事だろう構わない。

極悪仕事だろうと構わない。

ずっと梵天にいる。

それが叶うのなら、どんな事だってやる。

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蘭「ネコちゃーん。お客さんだよ。」

A『はーい。』

お客さん？誰だろう。

？「貴方が蓮爾Aさんですよね？」

A『そうだよ。あなた達だれ？』

？「花垣武道です。」

A『武道…………あぁ！たけみっち！
久しぶりだね。随分と雰囲気変わったみたい。』

武道「ありがとうございます。実は助けて欲しいんです。」
(千冬が言うには、Aさんがタイムリープのトリガー。)

A『助けて欲しい？』

何をだろう。

武道｢橘ひなを助けてください。」

A『橘…ひな？だれ？』

武道「そんなことは今はどうでもいい。
僕と握手して貰えませんか？」

A『え？あ、はい。』

パチンッ

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九井「A！行くぞ。大樹が呼んでる。」

A『はーい。』

今日も町は人多いな。

車も多いし。

九井「あそこの、信号のところガキがいるぞ。赤なのに危ねぇな。」

A『ガキとかいわな…い………………？！』

車が曲がる……あのままじゃ…………

A『危ない！』

キキー
ガシャン

通行人「ｷｬ──────ｧ」

ｸﾞｷｯ

A『ｸｯ!痛ってぇ…………。』

子供:ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

A『だ、大丈夫？怪我はない？』

子供「だいじょうぶ。お姉ちゃん。ありがとう。」

？「愛彩！何やってるの。全く…………。怪我は？｣

愛彩「大丈夫。このお姉ちゃんが助けてくれた。」

九井「このバカ！｣

と言って、頭をグーで殴りた。

A『痛い。この子が無事ならそれでいいでしょ！』

母「本当にありがとうございます。
お怪我はないですか？」

A『はい。大丈夫です。気をつけてください。』

母「ご迷惑お掛けしました。それでは。」

愛彩「バイバイ！」

A『またねー！』