探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ8)

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7話ページ8

圧倒的脅威そういっても過言ではない巨大ロボットが町を破壊していた。
受験生はみんな必死に逃げている。

その時だった。瓦礫に埋もれた女の子を見つけたのは。
助けなきゃ。そう思ったとき動いた男の子がいた。

きっとロボットは彼が倒す。
そう判断して私は異能で女の子ののっている瓦礫を砕いた。

上を見上げると倒れそうなきょだいロボと落ちてくるさっきの男の子。

嘘でしょ。あの子、手も足もボロボロだ。折れてる。
“個性”の制御できてないの？
おまけにあんな巨大ロボが倒れたら被害者がでる。

怜「マズい」

そう呟くと、急いでロボットを凍らせて固定した後、自分を少し凍らせその氷を操って自分を浮かせた。

怜「間に合って！」

そう叫びながら最高スピードで彼のとこにとぶと、なんとか間に合ってキャッチできた。
そんまま着地して彼をおろした。

緑谷「ゔっゔゔ～せめて…‼1Pでも…‼」

そういって必死に動こうとしていた。

怜「⁉⁉⁉⁉」

まだ1Pもとってないの⁉

マイク「終了～～～‼‼‼‼」

終わった。最後の子は少し気がかりだけど、私にやれることはやった。
雄英のことだしポイントだけの評価なんてことはきっとない。

誰かがポツリと呟いた。

「あいつ何だったんだ…？」

すると他の人達も騒ぎ始めた。

「いきなり“ギミック”に飛び出したりして……」

「増強型の“個性”だろうけど…規格外だ。」

「けどあんな“個性”持っておいてどういう生き方すりゃあんなビクビクできるんだ？」

「他を出し抜く為の演技じゃねぇ？」

「出し抜いて得られる恩恵があったようには見えねぇけど…」

「とりあえずすげぇ奴だってのは間違いねえよ。」

分かってないなぁ大事なのは人を守る為に自分をも犠牲にして躊躇なく飛び出したことなのに。

その時誰かの声が聞こえた。

リカバリー「はいお疲れ様～お疲れ様～～お疲れ様～～ハイハイ、ハリボーだよハリボーをお食べ」

青山「あのマドモアゼル雄英の“屋台骨”だ」

その人は、さっきの子を見つけた。

リカバリー「おやまぁ自身の“個性”でこうも傷付くかい……まるで身体と“個性”が馴染んでないみたいじゃないか。チユ～～～～～～」

「「「「！！？」」」」

青山「あの人の“個性”は『治癒力の超活性化』。雄英がこんあムチャな入試を敢行できるのも彼女に依る所が大きいみたいだね。」