探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ7)

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6話ページ7

in試験会場

やっとついたよ試験会場。雄英って広すぎじゃない？
試験会場自体もめちゃくちゃ広いのにこれが何個もあるんでしょ？
おまけに入試は対ロボットって、どこからお金きてるんだろ？

そんな事を考えながら準備運動をかねて簡単にストレッチをしています。
っていってもいつ始まるか分かんないから本当に簡単なものだけどね。

それにしても対ロボットって使える“個性”限定されるよね。
不利な“個性”の人はかわいそう。

その時さっきのメガネくんが男の子に注意していた。
そういやさっきも注意されてたっけ。

「あいつ校門前でコケそうになってたやつだよな。」

「注意されて萎縮しちゃった奴」

「少なくとも一人はライバル減ったんじゃね？」

バカだなぁ。そんなこといってても結果なんて変わらないのに。

マイク「ハイスタートー！」

そう言われた瞬間私は飛び出した。
他の人達は出遅れたみたい。え？っていってるもん。
余計なこと話してるからだよね。

マイク「どうしたぁ⁉実戦じゃカウントなんざねえんだよ‼走れ走れぇ‼賽は投げられてんぞ‼?」

他の人が来る前に氷を作って空中に固定。それを足場にして上に上がっていく。
私の異能で凍らせてしまえば、凍らせたものごと破壊できる。
ただ見えないんじゃ凍らせようがない。
だから他の人達が動くまえに高いところから出来るだけ多くのロボットをみて、ロボットを凍らせる‼

怜「このくらいでいいかな？」

会場はだいたい見通せるくらいの位置にきた。

異能力ーー【風花雪月】

私のまわりに水色の文字列が浮かび上がる。
私は見える範囲のロボットを全て凍らせた。

行動不能だから、これでもいいいと思うけど念のため。
パチンと指をならすと凍らせたロボット全てが氷とともにバラバラに砕けた。

怜「結構な量やったはずだから後は短刀でいいかな。」

そういうとパーカーの内ポケットから短刀を取り出して下に降りた。

怜「おぉ結構取り残しがあったね。」

取り残したロボットを短刀で切っていくと、ロボットにやられかけてる女の子がいた。

急いで異能を使ってその子を助ける。

怜「大丈夫？」

女の子「大丈夫！ありがとう！」

大丈夫そうで安堵していると、いきなりすごい音がした。
さっきからずっとヘッドホンしてるのに！
見るとすごく大きなロボットが大暴れしていた。
みんな唖然としている。

怜「これが0P敵か……」