探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ6)

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5話ページ6

入試の日

ついにやってきた、雄英高校の一般入試の日。
敦くんと鏡花と雄英の門をくぐる。

敦「入試だとやっぱり緊張するね。僕は試験とか受けたことないし。」

怜「いつもどおりで頑張ろ。」

いつもどおりが一番だ。

鏡花「うん」

中に入るとプレゼント・マイクとかいうプロヒーローがいた。

マイク「今日は俺のライブにようこそー‼!」

うるさっ！うるさそうとは思ってたけど予想以上に頭に響く。
鏡花も顔しかめてるし。私は首にかけていたヘッドホンをつけた。

マイク「エヴィバディセイヘイ‼!」

誰も返事してないね。すっごくシーンてしてるよ。

マイク「こいつあシヴィーー!‼受験生のリスナー！実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ‼アーユーレディ⁉」

「「「「………………」」」」

マイク「YEAHH!!!!!!!!!!」

テンション高いすぎだよ。
ついに自分で返事しだした。メンタル強いなぁ。
校長もテンション高いと思ってたけどその差じゃないね。
資料を見ながらそんな事を考えてると説明が始まった。

マイク「入試要項通り！リスナーにはこの後！10分間の『模擬市街地演習』を行なってもらうぜ‼持ち込みは自由！プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな！！」

敦「3人とも演習会場違うね。」

怜「そうだね。協力とかは防ぎたいみたいだね。」

鏡花「持ち込み自由だから短刀も使える。」

説明を聞いていくと3種類の敵をたくさん倒せばいいらしい。
途中ですごく厳しそうなメガネくんが質問してたけど、0ポイントのやつもいるらしい。

マイク「俺からは以上だ‼最後にリスナーへ我が校“校訓”をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った！『真の英雄とは人生の不幸えお乗り越えていく者』と‼」

マイク「“Plus Ultra(更に向こうへ‼)”‼それでは皆、良い受難を‼」

”Plus Ultra”……か。いい校訓だな。

怜「さぁいこうか。目指すは全員合格だよっ！」

鏡花「お互い頑張ろ。」

敦「うん」

怜「私達に今出来ること精一杯やろう！」

そう言うと私達がそれぞれの試験会場へ向かった。