探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ40)

今日:23 hit、昨日:4 hit、合計:144,089 hit

39話ページ40

体育祭が終わって二日後私達は学校にきた。
すると教室がやけに騒がしかった。

「超声かけられたよ来る途中‼」

「私もジロジロ見られて何か恥ずかった！」

「俺も！」

「俺なんか小学生にいきなりドンマイコールされたぜ」

「ドンマイ」

「たった一日で一気に注目の的になっちまったよ。」

「やっぱ雄英すげぇな…」

敦「そっか皆は体育祭があったから声かけられたりしてるんだ…」

怜「悪い人に注目されてないといいけどね。」

と私がいうと、教室が一気に鎮まった。

「へ、変な事言わないでよ。怜ちゃん。」

「そうだぞ、星夜ー。」

怜「そうだよね。」

と言って私達もすわると、相澤先生が入ってきた。

相澤「おはよう。」

皆も挨拶をすると、

相澤「今日の“ヒーロー情報学”、ちょっと特別だぞ。」

特別？なんだろ…

相澤「『コードネーム』、ヒーロー名の考案だ。」

「「「「胸膨らむヤツきたああああ‼」」」」

教室が一気に盛り上がった。
相澤先生に睨まれて一瞬で静かになったけど。

相澤「というのも、先日話した『プロからのドラフト指名』に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み、即戦力として判断される2、3年から…つまり今回きた“指名”は将来性に対する“興味”に近い。卒業までにその興味が削がれたら、一方的にキャンセルなんてことはよくある。」

「頂いた指名がそのまま自身へのハードルになるんですね！」

相澤「そ。で、その指名の集計結果がこうだ。」

その指名数は轟くんと爆豪くんに随分偏っていた。

相澤「例年はもっとバラけるんだが、二人に注目が偏った。」

「だーー。白黒ついた！」

「見る目ないよね、プロ」

「1位2位逆転してんじゃん。表彰台で拘束された奴とかビビるもんな…」

「ビビってんじゃねーよプロが‼」

私達は体育祭出てないからもちろんないな…

相澤「これを踏まえ…指名の有無関係なく、いわゆる職場体験ってのに行ってもらう。おまえらは、一足先に経験してしまったが、プロの活動を実際に体験して、より実りある訓練をしようってこった。」

職場体験はやっぱり探偵社だろうか。そうだといいけどなー。

「それでヒーロー名か！」

「俄然楽しみになってきたァ！」

相澤「まァ仮ではあるが、適当なもんは…「付けたら地獄を見ちゃうよ‼」

ミッド「この時の名が！世に認知され、そのままプロになってる人多いからね‼」