探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ4)

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3話ページ4

来週

さぁやってきました。雄英高校。

広い。とにかく広い。下調べで分かってはいたけど広いなぁ。
おまけになんかすごい門がある。雄英バリアーっていうらしい。
センサーもたくさんあるんだって。
これって護衛いるの？

敦「大きい建物だね。」

鏡花「うん。」

怜「さぁ、いこうか。」

インターフォンを押してからしばらくすると、
校長室に通された。
そこにいたのは、くたびれた感じの男の人と、

ネズミっぽい小動物だった。

怜「∑(ﾟДﾟ)」

え？え？え？
なにこの動物？

敦「え？ネズミ？」

ほら、敦くんも混乱してるよ。

鏡花「熊じゃない？可愛い」

鏡花はいつもの感じだけど可愛いからか少し嬉しそうだ。

根津「やぁ！私は雄英高校の校長、根津さ！」

相澤「相澤です。」

くたびれた感じの人が言った。
たしかこの人は、抹消ヒーローイレイザーヘッドだった気がする。

怜「どうも、武装探偵社からきました。星夜怜です。」

敦「中島敦です。」

鏡花「泉鏡花」

根津「依頼を引き受けてくれたこと感謝しているよ！ありがとう！」

随分とハイテンションだな。

怜「いえ。」

根津「まず、君達が生徒として護衛するにあたって、１つ頼みたいことがあるのさ！」

怜「なんでしょう。」

根津「入試の記録がなく入学するのは困るから来週行われる一般入試を受けてほしいのさ！」

え？マジで？入試うけるの？
学校通ってない人にいきなり来週高校入試受けろっていう？
勉強どうすんの？まぁ私は問題無いけど。

敦「なにが困るんですか？」

相澤「入学してからしばらくは入試の成績を参考にしながら授業を進めていきます。
それにこちら側としては異能力者の力を把握できていません。」

まぁヨコハマ以外に異能力者ってほぼいないからね。
ヨコハマでは個性持ちが少ないけど。

敦「なるほど。ありがとうございます。」

怜「分かりました。入試は受けます。異能は使えるんですか？」

これは大事。

根津「出来るだけ異能力ということをふせてほしいかな！異能力というと他の人が混乱するかもしれないからね！異能力自体は使ってくれて構わないよ！」

怜「“個性”ということにするということですか？」

根津「あぁ！そうさ！」

異能の説明するのは面倒だしちょうどいいかな。

それから日時など細かいことを少し話してから、本屋に寄ってから探偵社へ帰った。