探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ17)

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16話ページ17

午後の授業

オール「わーたーしーがー！！普通にドアから来た！！！」

HAHAHAHAと笑いながらオールマイトが入ってきた。

「オールマイトだ…‼」

「すげぇや。本当に先生やってるんだな…‼」

「銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ……！画風違いすぎて鳥肌が…」

などと一気にざわつきだした。

オール「ヒーロー基礎学！ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う科目だ‼単位数も最も多いぞ」

単位数多いんだぁ…こういう訓練にくる敵が一番対処しにくいんだよな…
なんて欠伸しながら考ええる。

するとオールマイトは“BATTLE”と書かれたカードを突き出して言った。

オール「早速だが今日はこれ‼戦闘訓練‼!」

「戦闘……」

「訓練…！」

オール「そしてそいつに伴って…こちら‼!」

オールマイトがリモコンを操作すると

オール「入学前に送ってもらった『個性届け』と『要望』に沿ってあつらえた…」

壁から何かが出てきた。

オール「戦闘服(コスチューム)‼!」

「「「「おおお‼‼」」」」

私のコスチュームは普段の服に素材を変えて多少の救助用品などの入った小物入れがついたものにしてもらってるはず…

オール「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ‼」

「「「「はーい‼!」」」」」

オール「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女‼自覚するのだ‼‼今日から自分は…ヒーローなんだと‼さぁ‼始めようか有精卵共‼」

私達は着替えてグラウンド・βへ向かった。
いつもの服だから着替えるのがめちゃ楽だったよ。あーねむい。

オール「始めようか有精卵共‼!戦闘訓練のお時間だ‼!」

みんな個性的な服だなぁ。ねむっ

オール「良いじゃないか皆。カッコイイぜ‼」

飯田「先生！ここは入試の演習会場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか！？」

飯田くん動くときガションって鳴ってる。

オール「いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘(・・・・)訓練さ‼」

屋内か…まぁ外よりは敵は出るよね…

オール「敵退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内のほうが凶悪敵出現率は高いんだ。監禁・軟禁・裏商売…このヒーロー飽和社会。ゲフン真に賢しい敵は屋内(やみ)やみにひそむ‼君らにはこれから、『敵組』と『ヒーロー組』に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう‼」