探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ16)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:144,066 hit

15話ページ16

怜「なんです？これ」

国木田「見たら分かるだろ。」

分かるけど、分かりたくないんです！
護衛の時っていつもと仕事の量変わんないんですか！？

たしかにここ2、3日は忙しくて書類仕事できてないけどこんなにたまる？

今6時でしょ？はぁでもやるしかないな…
やらないと絶対帰してもらえないもん。

太宰「ついでに敦くん達の分も手伝ってあげたら？かわいい後輩でしょ？」

え？何言ってんのこの人。
敦くん達は私ほど溜まってないから山1つくらいだけどさ、足したら私山6つやんないとだよ。
過労死しちゃう。かわいい後輩だけどさぁ。
てか私の表情みて太宰さんがケラケラ笑ってきてイラつく。

まぁやれるだけやろうと思って更衣室で制服を脱ぎ、普段着に着替えると黒縁メガネをかける。
目は悪くないけど、これかけないと集中できないんだよね。

黙々と書類を片付けていき、全部の書類が終わった時には日が昇っていた。
寝れなかった。完徹なんて久しぶりだわ。
自分のが終わった時点で終われば良かったのについやってしまった。

雄英までは遠いのでそろそろ支度しないと。

とりあえず探偵社のシャワー浴びて、制服を着てから非常食であるカップラーメンを食べた。
そういや夕食食べてなかったから、お腹空いてたんだよね。

用意ができたので社員寮までいって敦くんと鏡花を迎えにいった。

怜「おはよ」

敦「おはよう…ってどうしたの！？」

怜「なにが？」

鏡花「すごいクマ」

あぁ完徹なんてしたらクマも出来るか。

怜「書類整理終わんなくって寝れなかった。」

敦「そう……」

鏡花「大丈夫？」

怜「大丈夫だよ。」

移動中に寝ながら雄英に向かった。

______________
午前の授業 in雄英高校 1-A

あぁ眠い……

授業は普通だし、簡単だし……
移動中にほんとちょっと寝ただけだと眠いね。

朝来たらみんなにギョッとされたよ。
相澤先生になんかちゃんと寝ろって怒られた。
仕事増やしてんのお前らだよ！って言いたかった。

マイク「んじゃ次の英文のうち間違っているのは？おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーーー‼!」

((((普通だ))))

爆豪(くそつまんね)

緑谷(関係詞の場所が違うから……4番！)

敦(やっぱり高校は難しいな…)

鏡花(怜大丈夫かな………)

怜(ちょーねむい………)

そして午後の授業……
ヒーロー基礎学がやってくる……ねむっ