探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ15)

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14話ページ15

考え込んでると
爆豪くんが相澤先生に縛られていた。

相澤「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ『捕縛武器』だ。ったく何度も“個性”使わすなよ。俺はドライアイなんだ。」

そう言って睨む相澤先生。

「「「「“個性”すごいのにもったいない‼」」」」

残りの種目も終わって

相澤「んじゃパパっと結果発表。」

除籍は誰かな？
やっぱ緑谷くんだろうか。
でも彼咄嗟に改善策思い付いてたし個性の制御できれば強いと思うんだけど。

相澤「ちなみに除籍はウソな。」

「「「「！？」」」」

相澤「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽。」

「「「「はーーーーーー！！！!？？」」」」

八百万「あんなのウソに決まってるじゃない…ちょっと考えればわかりますわ…」

相澤「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから、目ぇ通しとけ。」

そう言って去ろうとしたが、ふりかえって

相澤「緑谷、リカバリーガール(ばあさん)のとこ行って治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。」

と言って緑谷くんに保健室利用書を渡すと去っていった。

敦「嘘には見えなかったけど…」

鏡花「本気の目だった。」

怜「実際に除籍にもしてるしね。このクラスに見込み無しはいなかったってことじゃない？」

敦「そうだね」

ちなみに私達は敦くん1位、私が2位、鏡花が4位だったよ。
やっぱ体力テストで敦くんには勝てないね。
夜叉白雪をうまく活用してた鏡花はほんとすごかった。

そんなこんなで入学初日が終わった。
これからは毎日ヨコハマから通うんだよね。つらすぎ。
でも他の仕事もあるから通わないわけにはいかないか。

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下校中

敦「交通費は雄英側が出してくれるみたいでたすかったよね。」

怜「ほんとだよ。交通費ばかにならないからね。」

鏡花「時間は結構かかるけどね。」

怜「それはもうしょうがない。」

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in武装探偵社

やっとついたので探偵社のドアを開ける。
ちなみに鏡花と敦くんは今日仕事がないらしく、先に社員寮に帰った。

怜「只今戻りましたー」

谷崎「お帰りなさい。」

太宰「お帰りー仕事すっごい溜まってるよ」

国木田「戻ったか、ならまずその山をなんとかしろ。」

と指差されて見た私の机の上には大量の書類の山があった。
詳しくいうと、３０㎝くらいの書類の山が4つだ。