探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ22)

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21話ページ22

その日はそのことを雄英側に報告してから、午後の授業を受けて帰った。
ちなみに委員長は緑谷くんの推薦で飯田くんになったよ。

武装探偵社に帰ってから、その事を社長に報告した。
もしもの為に、教育実習生として太宰さんが一週間くらいくる事になった。

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次の日のHR in 1-A

相澤「今日から一週間くらい教育実習生が来る事になった。入れ。」

相澤先生に言われてから、ドアを開けて太宰さんが入ってきた。

相澤「太宰先生だ。」

太宰「やぁ。私は太宰治だ。これから一週間くらいこのクラスでお世話になることになった。よろしく。」

教育実習生としてきてるのに、包帯とらないんだ。
包帯だらけの教育実習生っておかしくないのかな？

「太宰先生に質問したいでーす。」

相澤「…いいだろう。10分時間をとる。」

上鳴「はいっ！」

太宰「金髪の子」

上鳴「太宰先生はヒーローなんすか？」

太宰「あぁ、そうだよ。」

「あんなヒーローいたっけ？」

「分かんない。」

勿論嘘だが、免許がないと“個性”ということにできないのでヒーローということになってる。

芦戸「はい！」

太宰「そこのピンクのお嬢さん。」

生徒にお嬢さんってどうなの？

芦戸「太宰先生は何科を担当するんですか？」

太宰「私はだいたい相澤先生とオールマイトの補助をするよ。」

切島「はい！」

太宰「赤髪の君。」

切島「太宰先生の趣味ってなんすか？」

太宰「趣味は自殺かな。」

「「「「え…？」」」」

余計なこと言わない！
敦くんも呆れてるよ…このまま変なこと言わないといいけど

太宰「ちなみに一緒に心中してくれる子募集中…

グサッ

「「「「え？」」」」

ちなみに今のグサッって音は私が太宰さんすれすれに短刀を投げて壁に刺さった音だ。

敦「ちょっと怜ちゃん！？」

敦くんが焦ってる。鏡花もちょっと目を見開いてるし。

怜「変な事言わないで下さい。太宰せ・ん・せ・い」ニコッ

((((怖っ))))

相澤「……10分たったな…授業の用意しとけ。」

といって出て行った。

緑谷(太宰先生の“個性”聞けなかったな。)

授業後にやり過ぎだって敦くんと鏡花に言われた。
しょうがないよ。変なこという太宰さんが悪い。