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あっという間にお昼は終わって
翔「Aは今日、残業ありそう？」
「多分定時で帰れる…(笑)」
翔「まじ？」
それを聞いて熱い視線を白岩さんに向けてる
翔也はまるでウサギのようなつぶらな瞳…
瑠「うん、無理(笑)」
キラキラ笑顔でバッサリ。
翔「帰ったら連絡してね」
「わかった(笑)」
半分不貞腐れる翔也と別れ総務に戻る途中
「Aさん」
「え、あ、はい」
声をかけてきたのはお寿司の子。
「木全さんと付き合ってるんですか？」
「え、いきなり…何で？」
「私、木全さんのこと好きなんで。
諦めませんから！彼女が居ようと」
凄い形相で横を過ぎていかれて
「そんなこと言われても」
デスクに戻って仕事をするもフロントの子の
言葉が耳に残って消えない。
好きという気持ちは中々ね…
気付いたら定時になっていて業務も丁度終わって
定時に終わるなんていつぶりだろう。
先輩たちも無事に終わって皆帰っていく中
隣のデスクを見ても誰もいないし物もない。
同じ社内にはいるのに隣にいないっていうのは
全然違くて…大きなため息をつくと
奨「まだ１日目だよ？(笑)」
「與那城主任！」
奨「もう主任じゃないよ(笑)」
「どうしたんですか？」
奨「息抜き(笑)」
「皆に怒られちゃいますよ？(笑)」
奨「大丈夫。システムのリーダーは蓮だし(笑)
元部下が悲しんでるんじゃないかと思ってね」
「もう、色々寂しいです」
奨「…俺も寂しいなぁ」
元翔也のデスクに座って缶コーヒーをコトンと
置かれて
奨「どうぞ」
「ありがとうございます」
奨「翔也と付き合ったんだって？」
「もしかしてシステム課はみんな知ってますか？」
奨「あいつわかりやす過ぎて(笑)
だから皆に問い詰められてたの」
「…馬鹿だなぁ(笑)」
奨「…ちょっと妬けちゃうね」
「主任…」
奨「もっと早くから一緒に働いてたらとか
そうじゃなくてももっと寄り添ってたら…
隣にいたのは俺だったかな。とか」
真っ直ぐに前を向いたまま話をする主任の横顔は
あまりにも綺麗で思わず見惚れるくらい。
奨「あんまり見ないでよ。期待するでしょ(笑)」
「あ、ごめんなさい」
奨「…好きだったよ。Aちゃんが。
多分、一目惚れだったかな。
でも、今の2人をみて邪魔しようとか思わないよ。
あんな翔也、見ちゃったら(笑)」
「え、どんなですか？」
奨「おしえない(笑)」
じゃあなって去っていく。
全部過去形で言ってくれてたのは…優しさかな。
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pikuzu0120(プロフ) - きまちゃんと同期のお話、この設定が最高でした♡先輩たちからのからかい？にもニヤニヤしながら読みました笑 (2022年5月29日 23時) (
レス) id: 92f9b45def (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます！！きゅんきゅんしてもらえて良かったです！！続きも良いですよね…ずっと悩んでまして…笑参考にさせて頂きます！ (2021年9月9日 21時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - すごくキュンキュンしてとっても良かったです！！！可能であれば続きが読みたいです！！！ (2021年9月9日 21時) (レス) id: 740e00b37c (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - KIM MINさん» 木全JAMの方に読んでもらえてるのも嬉しい…泣。コメントありがとうございます！！ (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ほのかさん» ありがとうございます！色々考えてみます！どうなるかわからないけども…汗 (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii。
| 作成日時：2021年8月21日 16時
