検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:141,281 hit

24部屋目 ページ24

天気が良いということで大翔と散歩に行くことにした。散歩と言っても公園に行き、日光浴を数分する程度のものなのだが。
ぽけーと日光を浴びていると、廊下を歩く律歌を見つける。律歌はこちらに気がついたようで、公園の中に入ってきた。

「律歌検査?」

「うん、そう。あ、はじめまして。律歌です」

「あ、初めまして。大翔です……、うちのがお世話になって……」

大翔と律歌は互いに頭を下げる。僕は律歌にベンチに座るよう促すと彼は遠慮がちに腰掛けた。

律歌は腹部に手を置きながら公演を走り回る子供たちを見ている。

「律歌さんは子供好きなの?」

「あっ、うん。呼び捨てで構わないよ。子供は可愛いから好きかな」

大翔はそれを聞くと律歌と楽しそうに話し出す。僕はそれを見て楽しそうだなぁ、と思いながら公園を走り回る子供たちに目をやった。

「瑠樺は、子供好きなの?」

突然律歌に話を振られ、間抜けな声が漏れた。

慌てて「うん、すっ、好きだよー」と言うと大翔に笑われてしまった。

「瑠樺たちの子供、絶対かわいいよ」

「律歌の方も絶対可愛いと思う。産まれたら見に行くね」

暫くどうでもいいことを話し、莉苑が律歌を迎えに来たため、僕達も部屋に戻ることにした。

25部屋目→←23部屋目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:BL , 男性妊娠 , 出産 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

腐女いちごう - 期待 (2017年4月29日 11時) (レス) id: 9a3b6eea55 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リンネ | 作成日時:2017年2月3日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。