Another Story〜クリスマス〜 ページ32
(本編とはあんまり関係ないお話)
tnside
クリスマス。
子供が寝ている間、サンタさんが枕元に欲しいプレゼント
を置いてくれる日。ゾムにとっては初めてらしい。
…僕も、クリスマスは2回目だけどね。
閑話休題
僕とゾムはある事について話し合っていた。
zm「サンタ捕まえるで！！！」
tn「何でそうなるのっ！？」
zm「だってサンタ捕まえたら、大量にプレゼント貰えるや
ん」
tn「う、うーん……？まぁ、確かにそうだけど……。
い、いや、でも、それ窃盗じゃない…？」
僕がそう言うとゾムは少し納得はしていたが、それでも
サンタさんを捕まえることは辞めないらしい。
zm「ドアと窓には開けたらベルが鳴ると同時に、捕獲縄が
落ちてくるカラクリをラウラに作って貰ったし、
俺らは寝ても大丈夫だし、安全やから！！なっ？
面白そうやろ！？」
tn「……いいのかなぁ」
結局、僕は止めることが出来ずにゾムと夜を過ごすことに
した。
zm「サンタってどんな感じやろ？」
tn「よく言われるのは、赤い服にお髭生やしたおじいちゃ
んだけど、実際は僕も分かんないよ」
zm「Aさんもラウラも見たことないって言ってたん
やろ？だから、俺らが捕まえてAさん達にも見せ
る！んで、全部のプレゼント貰ってAさんにも
ラウラにもクロにもプレゼント渡すんや！」
tn「……もしかして、それが本当の理由？」
ゾムはギクッと分かりやすく肩を揺らし、目線を泳がせ
た。
zm「ま、まぁ？俺優しいからな？捕まえるのが本当の理由
だけど？Aさん達にもプレゼント渡したいなって
思っただけやし？」
…分かりやすい。
tn「僕、やっぱりちょっと眠い……」
zm「え、トントン寝るん！？じ、じゃあ俺も寝る！！」
明かりを消して、大きなベッドに二人寝転んだ。
tn「おやすみ、ゾム。捕まえられてたらいいね」
zm「…！おんっ」
僕とゾムは向かい合って、眠りについた。
Aside
『…ね、ねぇ、何でカラクリなんて作っちゃったの！？
普通に入って置きたかったのに…！』
ma「……ゾム様のお願いですので」
『し、仕方ないなぁ………。何とかしなきゃ……』
その後、私は何とか枕元にプレゼントを置けた。
結構大変だった………。
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ラビ(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» わわわっ！！コメントありがとうございます！！！完結は絶対させますので、更新は亀スピードですが応援宜しくお願いします！！！ (2022年9月28日 17時) (
レス) id: 8172536591 (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - とても好きです。無理はせずに頑張ってください。応援してます！ (2022年9月26日 11時) (レス) @page1 id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラビ | 作成日時：2021年8月6日 17時
