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114：なぜか好きになってしまいました ページ19
「自覚ないと思うけど、だいぶ甘えてるから」
とかなんとかいいつつベッドの半分を開けてあげる。
なんだかんだでわたしは甘すぎる。
「TRIGGERの九条天の時もそのキャラでいいんじゃない？ ファンの子たちも母性本能くすぐられるかもよ」
「やめてくれる？いまは仕事の話しないで」
ほらまたそうやってすぐ不機嫌になる。
たぶんこれからもこの関係は変わらないんだろうな。
でもまあ、好き放題言い合える相手なんて天ぐらいだし、なんだかんだで毎日楽しいからね。
しばらくはこのまま付き合ってあげるかな、と思ったのでした。
わたしたちのお話はまだまだ続く、のかもしれません。
(完)
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作者名：兎田夏
| 作成日時：2017年4月9日 20時
