今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:183,028 hit
小｜中｜大
79：ケーキ ページ32
(天side)
「がっくー、いっちゃった」
Aが窓の外を見てぽつりとつぶやいた。
その後ろ姿が捨てられた子猫に見えたのはきっと気のせいだ。
「A、こっちに来て。ケーキがあるよ」
「ケーキ！」
ほんとにケーキが好きだね。
ボクも甘いものは好きだけど。
「ショートケーキとチョコレートケーキ、どっちがいい？」
「うーんと・・・どっちもたべたい！」
そういうと思った。
「どっちも食べていいよ」
「うわーい！おててあらってくる！」
うん、Aはいい子。
楽が帰ってくるまで、楽しい思い出をたくさん作ってあげられるといいな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 876人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兎田夏
| 作成日時：2017年3月29日 21時
