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66：どこ？ ページ19
(楽side)
どこに行ったんだよ、あいつ！
「いた？」
「いや、こっちにはいなかった」
天と龍と手分けして探したが、Aはどこにもいなかった。
Aがいなくなってから、まだ時間は経っていない。
子供の足では、そんなに遠くには行けないはずだ。
「A、泣いてないといいけど」
天は珍しく落ち着きがなかった。
「Aちゃんは強いから大丈夫だよ。もう一度探してこよう」
龍の一言を合図にその場を離れようとすると、俺のスマホが鳴った。
相手は・・・・・・和泉兄？
「はい、八乙女です・・・なに、Aが！？」
走り出そうとした天と龍が同時に足を止めた。
―――― ―――― ―――― ――――
第３部きますね！
楽しみなのと不安なのとで眠れそうにないです！
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作者名：兎田夏
| 作成日時：2017年3月29日 21時
