先生、この気持ちは【同期組】 (ページ9)

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事実ページ9

マイクSide

怪しい…

なんっか怪しい…

消太の奴、普通は生徒の事名字で呼んでんのに何でAだけ名前で…

しかもなんかAには優しくねぇか？

…んん～気になる

＿＿＿ガチャッ

相澤「ただいま」

お、いいタイミングで

マイク「消太！！おかえり～っ！」

お前の気持ち暴いてやるぜ！

消太「なぁマイク

Aさ、隣のアパートに住んでた」

マイク「…ま、まじで
あのちっさいアパートか」

まじかよ超近くじゃん

相澤「ちっさい言うな
まぁAのことだから俺たちがここに住んでることとかは言わねぇと思うけど…」

マイク「…あぁ、まあ気にすることは無ぇ
もし何かあったら引っ越せばいいしな！

でさ、消太
ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

よし聞くぞ

相澤「なんだ」

マイク「Aのこと、どう思ってんだ？」

相澤「…は？

なんだよその恋バナ振るの下手な男子高校生のノリは

別に何とも思ってねぇよ」

マイク「じゃあなんでAのことだけ名前呼び？

あとなんかAに甘くない！？」

相澤「…名前で呼んでるのは、あれだ

前間違って名前で呼んだら…アイツの反応が可愛かったから

あと、甘やかしているつもりはない
生徒には平等に接しているつもりだ」

……Ｏｈ…

反応が可愛かったから名前で…

いや別に責めるつもりはないけど？

消太もそんなこと考えたりするんだな…

マイク「そうか

お前にもちゃんとした感情があったんだな…
俺感動！！！」

相澤「いや俺を本当何だと思ってる

…もういいか？」

マイク「あぁ！もういいぜ相棒！
じゃあ俺先に風呂入ってくるわ！」

．．．まぁ、これからその感情がどうなるかは知らねぇが

俺は応援しねぇぞ、消太。