先生、この気持ちは【同期組】 (ページ8)

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車内ページ8

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『こ、これが先生の車…！』

相澤「そんな感動することねぇだろ乗れ」

予想してた通り真っ黒だ！

『お願いしますっ！』

相澤「いやおい、助手席に乗れよ

後ろは荷物つんであるから」

『え、助手席座っていいんですか！？』

相澤「当たり前だろ」

今日が私の命日か

色々おこりすぎてない？

これが少女漫画ならもう一巻で結婚まで済ませてるレベルだよ

相澤「そういえばAひとり暮らしだったよな」

『はい！そうです！
実家からここまでは遠すぎて通えませんしね』

教師って本当暗記力いいよね

相澤「へぇ、そうだったのか…

あ、家までは覚えてねぇから道案内よろしく」

『あ、わかりました！』

．．．つーか、かっこよすぎん？

私、男の人が運転してる姿弱いんだよね

わかる？

なんつーか…こう、前見てるときの表情とか腕の動きとか…

写真撮りたい

いや暗くてあんま見えないけど

＿パシャ

『！』

やっべ思わずとっちゃったよ！！

無意識って怖い……

相澤「おい、何撮ったんだ今」

『あ、…あー

猫が見えたので』

相澤「まじか

次猫いたらすぐ教えろ」

『了解です』

そっか相澤先生猫好きだった

…セーフだな

とか考えてるともう私の住んでるアパートが見えてきた

『あ、私の家ここです！

この高級アパートの隣の小さいアパート！』

車だからつくの早いな…

相澤「……」

『…あれ？
どうしました先生』

相澤「…あぁ、いや何でもない」

？

なんだろか

『…じゃあ今日はありがとうございました！』

でも深く模索することじゃない

相澤「おう、すぐ寝ろよ

おやすみ、また明日」

お、おやすみ…

先生に言われるとか…

やばい新婚さんみたい←

『はい…おやすみなさい…！』

そして先生は車を出した

よし、車が見えなくなるまで見送ろう

…

……って

あれ？？

今先生の車、あの高級アパートの中にいかなかった？

あれ、おかしいな、あれ

でも目の錯覚ってわけでもないし…

……うん、

『めっちゃ近くに住んどるやないかい！！！！』

今日、私は先生について新たな発見を二つしてしまった。

一つは相澤先生とマイク先生が同居していること

もう一つは、その二人が私のアパートのすぐ隣のアパートに住んでいる事