授業 ページ12
『ケイトにリリア!』
「あっ、女王様ー!」
「A、さっきぶりじゃな」
会うなりケイトはマジカメにあげるから!と言って写真を撮る。私にこのノリで接してくる人はなかなかいないから貴重な友人だ。
後ろでヴィルが呆れているのは見なかったことにしておこう。
「ほら、A、授業が始まるからそろそろ座るわよ」
授業が始まり、みな頑張っている中、私は直ぐにノルマを達成してしまった。
他の3人も終わっているようだし、少しくらい遊んでも、…大丈夫よね
『3人とも、この魔法薬なのだけれど、こうして、これを加えると…』
ボンッという音とともに飛び散った粉が、キラキラ輝き、星空のようになる
「これは…」
「凄いよ!マジカメあげたらバズること間違いなしでしょ!!」
「たしかに、美しいわね」
思わず得意げになる。
昔この授業を受けた時に、色々試していたら発見したのよね。
「でも、A、クルーウェル先生にバレても知らないわよ」
『大丈夫よヴィル、他に何の効果もないことは調査済みよ』
「「あっ……」」
「勝手に関係ない魔法薬を作るのはバッドガールだ。」
『あら、クルーウェル。心配しないで、安全な魔法薬よ』
「貴様の心配などしていない。躾のなってない駄犬が騒ぎ立てていたから、来ただけだ」
『騒ぎ立てていたつもりは無いわ。それに他の生徒の邪魔にはなっていないと思うの。』
「A、クルーウェル先生に口答えしないの。
先生、失礼しました。Aには、アタシがしっかり言いつけておきますから。」
「頼んだ。毎回毎回、騒ぎ立てられては困るからな」
『2人とも、その言い方ではまるで私が問題児じゃない』
「「そうだ/そうよ」」
「まぁ、ある意味Aは問題児かもしれんな」
『リリアまで…!』
女王が問題児でどうする…いいえきっと皆の考えがおかしいのよ。うん、そうよ!そういうことにしておきましょう!
「分かったら、仔犬たちは大人しくおすわりしていろ」
『あら、大人しくなんて私が1番向いていないのは分かるでしょう』
「確かにAちゃんが大人しくしてるとこなんて見たことないかも」
「Aが大人しくなるところ…あぁ、何度か見たことがあるのう」
「えぇっ!?何それ!」
『リリア、それは…!』
「大 人 し く お す わ り し て ろ」
「「『はい…』」」
〜作者〜
リクエストのヴィル様とクルーウェル先生との絡みを消費したかったのですがムズ過ぎたのでまたちゃんと書き直します…
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來(プロフ) - *SSU*さん» 目に見える評価がなくても気持ちだけで十分ありがたいです…!これからも不定期投稿にはなると思いますが、是非見ていってやってください!! (2020年6月19日 23時) (レス) id: 8e49692d57 (このIDを非表示/違反報告)
*SSU* - 評価で、一番右の星を押そうと思ったんですが、間違って一番左押してしまいました!ごめんなさい!?! (2020年6月18日 23時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
來(プロフ) - マリアさん» ありがとうございます!クルーウェル先生とヴィル様がまだ勉強不足なのでいつになるかは分かりませんが…必ず書かせていただきます! (2020年4月19日 20時) (レス) id: 8e49692d57 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - クルーウェル先生とヴィルさんの絡みが見たいです!これからも、更新楽しみにしてますね(o^^o) (2020年4月19日 14時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
來(プロフ) - るっっきさん» ありがとうございます!! (2020年4月19日 10時) (レス) id: 8e49692d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:來 | 作成日時:2020年4月18日 15時