オススメ､あるよ [Nakamu] ページ6
夢のような食堂と出会い
撮影に遅刻した日から､まだ3日しか経っていない本日は
ワイテルズスタジオでの実写撮影だ
ボードゲームを中心に何本か撮影を行い
終わる頃には23時を時計が指していた
｢この後､飯行かね？すっごいオススメの店なんだけど｣
｢僕行く〜。明日予定ないし｣
｢俺は､朝早いから帰るは｣
｢んー､気になるけど今日はパス！また行こ｣
｢汗かいたから風呂入りたい帰る｣
｢ノリ悪いなスマイル。俺も腹減ったし行く｣
ワイワイと会話をしながら部屋を片付け､部屋を出る頃には
0時近くにまでなっていた。おつかれーと声をかけ合えば
帰宅組は足早に電車へと向かって行き直ぐに姿は見えなくなった
｢てか､店この辺？やってるとこ無くね？｣
｢確かに！駅前まで僕たちもいく？｣
さも当然のように駅前方向に足を進め出す二人に
ストップを掛け､真反対の住宅街方面へと歩いて行く
不思議そうに着いてくる2人に何も告げず
街頭のみが道を照らす道路を10分ほど歩いた
｢ちょっ､Nakamu!どこまで行くの？
こっちに店なんて無いでしょ｣
今まで疑い深げに着いてきたきりやんがついに根を上げた
俺達のこと騙そうとしてない？！ってめっちゃ失礼な事まで言ってきた
｢騙そうとしてないから！ほら､あそこ！｣
ビシッと先に見える小さな光を指さしながら目の前まで歩くと
先日見たばかりの看板が玄関前に出ている事に気が付く
Broooockが一番乗りに看板までたどり着き文字を読む
｢深夜食堂…？へぇっ！面白そうなお店じゃん！
Nakamu変な店しってんね！｣
｢変って言うな！めっちゃ美味いんだぞ！｣
｢ここ､普通の一軒家じゃん？本当に店なの？｣
早く入ろうよーと急かすBroooockと未だに疑うきりやんを連れて
ドアを手前に引くと先日会った店員さんが驚いた顔をして出迎えてくれた
｢いらっしゃいませ､思った以上に早い再会ですね｣
｢今日もお願いします！友達連れて来たので！｣
｢はい､3名様ですね。奥へご案内します｣
前回とは違い､4名がけのテーブルへと通され
お茶とメニューが各自の前に置かれる
｢今日のオススメはなんですか？｣
｢今日は煮込みハンバーグになります｣
｢じゃあ､オススメと前菜プレートお願いします｣
｢僕もオススメが良い！｣
｢Nakamuのオススメは？｣
｢俺も今日2回目だから詳しくは知らん！
でも､多分何頼んでも外れないよ｣
｢へぇ…？じゃあ俺もオススメで｣
｢かしこまりました､少々お待ちください｣
2食目 [Na.br.kr]→←またのご利用をお待ちします[Nakamu]
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黒猫_Kurone - こんなにも文章で飯テロ表現が出来るんだと読んでいて感動しました！そしてとてもお腹がすく…。 いい作品を作っていただきありがとうございます！これから2周目してきま〜す！次回作も楽しみに待ってます！ (12月15日 18時) (
レス) @page50 id: 3576c9ea34 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 初めての作品とは思えないほど、とても読みやすく面白いものでした。次回作も楽しみにしております。 (11月18日 15時) (レス) id: 1e4a114837 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 星空保護区さん» 読破頂きありがとうございます！次回作もよろしくお願いします！ (10月19日 21時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
星空保護区 - 完結おめでとうございます！食リポ？とかがすごくて、大変な時にとても助けになりました。新作も読みに行きますね。 (10月19日 17時) (レス) @page50 id: 8dc31b7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@pc垢さん» 無事完結できました､ありがとうございます！いつも作品拝読させて頂いてます…､そんな方に褒めて頂けてとても嬉しいです…！次回作はだいぶ毛色が違うのですがぜひお付き合い下さい！ (10月19日 7時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray | 作成日時：2023年8月6日 1時
