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｢何〜？オススメ有るなんて聞いてないよ僕達！｣
｢２回目の特権ですー！｣
｢子供みたいなこと言い合ってんなよ
で？甘党のNakamuがゼリーって珍しくね？｣
｢いや､ケーキも勿論美味しいんだけどさ
ここのゼリービックリするほど綺麗なんだよ。しかもワイテカラー｣
｢ワイテカラーのゼリー？想像つかないかも｣
｢見たら納得するよ｣
ドヤッとした顔を見せるNakamuの頭を叩き
メニューを捲る。あ､そう言えば飲み物頼み忘れたな
後で注文するか､と考えていたらNakamuのゼリーが先に来た
｢お先に､こちらフルーツゼリーになります｣
｢相変わらず綺麗……｣
｢ふふっ､ありがとうございます｣
｢あ､Aさん。すみませんドリンクの注文いいですか？｣
｢はい､勿論大丈夫です｣
｢じゃあ､ホット珈琲お願いします｣
｢僕､ジンジャエール！｣
｢んー、クリームソーダお願いします｣
｢かしこまりました｣
注文を済ませ直ぐにNakamuの前にあるゼリーを見てみると
本当にワイテカラーな見た目をしたデザートがそこにあった
大きくカットされた赤緑黄色紫のフルーツがぎゅうぎゅうに詰まっていて
上を2色のダイカットされたゼリーで埋め尽くされている
上にちょこんとのったミントが可愛らしいデザートだ
泡がパチパチしているのを見るに炭酸が掛かっているのか？
すごく見た目が綺麗で思わず見惚れてしまう
｢ね？ワイテカラーでしょ？｣
｢思った以上にそうだったは､てかスゲーなこのゼリー
めっちゃフルーツ詰まってんじゃん｣
｢一口！一口ちょうだい！｣
｢俺が食べたあとでねー｣
そう言いながらすくっては食べすくっては食べを繰り返すNakamuに
一口ーっ！と叫ぶBroooockが居て思わず笑ってしまう
｢おまたせしました､サバランとクレープシュゼット､お飲み物になります｣
｢Aさん､ありがとう｣
｢いえ､ごゆっくりどうぞ｣
各々の前に置かれたデザートとドリンクに手を付ける
珈琲をすすれば濃厚な香りが立ち込め､苦味がガツンと喉を刺激する
フォークを持ち､サバランに刺せばジュワリと押し出されたお酒が溢れる
先ずは生地からと一口食べれば､質の高いキルシュが口の中に流れ込む
うわっ、ラム酒じゃなくてキルシュなのか美味い。そう思いながら中央に鎮座するフルーツやアーモンドと共にどんどん食していき､時折珈琲で口をスッキリさせながら丸々ひとつをペロリと平らげてしまった
｢デザートまで美味しいとか反則じゃない…？｣
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黒猫_Kurone - こんなにも文章で飯テロ表現が出来るんだと読んでいて感動しました！そしてとてもお腹がすく…。 いい作品を作っていただきありがとうございます！これから2周目してきま〜す！次回作も楽しみに待ってます！ (12月15日 18時) (
レス) @page50 id: 3576c9ea34 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 初めての作品とは思えないほど、とても読みやすく面白いものでした。次回作も楽しみにしております。 (11月18日 15時) (レス) id: 1e4a114837 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 星空保護区さん» 読破頂きありがとうございます！次回作もよろしくお願いします！ (10月19日 21時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
星空保護区 - 完結おめでとうございます！食リポ？とかがすごくて、大変な時にとても助けになりました。新作も読みに行きますね。 (10月19日 17時) (レス) @page50 id: 8dc31b7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@pc垢さん» 無事完結できました､ありがとうございます！いつも作品拝読させて頂いてます…､そんな方に褒めて頂けてとても嬉しいです…！次回作はだいぶ毛色が違うのですがぜひお付き合い下さい！ (10月19日 7時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray | 作成日時：2023年8月6日 1時
