I love you forever (ページ39)

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涼太の家に向った。
することは分かっていた。
だからお風呂に入って2人で髪を乾かしあって、どこからともなくキスをした。
小さな声で「今日は寝かせない。」って言ってたのは聞かなかったことにしよう。
まだ長い長い最初で最後の夜は始まったばかり。
たくさんあなたと愛しあいたい。

〜朝〜

生まれたままの姿の私達。
隣には大好きな彼。
日が私の目に差し込んできた。
帰らなければならない。
さよならをしなきゃいけない。
怖いくらいあなたを愛してる。
そう思いながら、涼太の腕の中から抜けて、服を着替え、朝ごはんを作り、置き手紙を置いて、「さようなら。いつまでも愛してる」と、つぶやきあなたの家を出て鍵をしめポストに入れた。
そして最後のけじめのために、連絡先を消した。
消す時手が異常な程に震えてた。
本当に大好きだったんだ。ってまた実感する。
そして帰り道。
辛かった。
途中で泣き崩れた。
そしたら近くに結がいて「よく頑張った」って言って私を家まで連れて行ってくれてずっとそばにいてくれた。
泣くしかなかった。
泣いちゃいけないのに泣いてしまった。
ごめんね。
最低な女で。
ごめんね。
こんな人間で。
愛してくれたのに、愛していたのに別れてしまってごめんなさい。
そして永遠にさようなら。

さよなら最愛の人よ。