I love you forever (ページ38)

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… ページ38

星「無い。」
片「ほんと？」
星「違う。嘘。」
片「なら帰んなきゃ。」
星「やだ。」
片「わがまま言わない。」
星「今日だけは一緒にいさせて。」
片「はぁ。しょうがない。いいよ。」

良かった。

片「どこ行く？」
星「映画。」
片「ベタだねw」
星「別にいいじゃん。」
片「はいはいw」

そう言って家に戻った。
結には今日学校とバイトを休むと伝えた。
理由も言った。
この前誰かに見られていた事。
涼太を危険な目には合わせられないからさよならすること。
今日だけは一緒にいたいこと。
結は「それでAは後悔しない？」って聞かれた。
でもすべて察してくれたのか全部承諾してくれた。
そして、
結「私も玲於と別れる。」
星「えっ？なんで？」
結「だって玲於だって危険な目に合うかもしれない。それに、Aは私がいないとだめでしょ？どうせ海外にでも吹っ飛んで行くつもりなんだろうから。」

確かにそうだ。
きっと涼太を失った私は1人で生きていく自信すら無い。
結がいなきゃだめだ。
結は私の考えを知るエスパーなのか？

結「お母さん達には伝えておくから。私は明日玲於と別れる。」
結「今日は思いっきり楽しみな。帰ってきたら思いっきり泣いていいよ。」
星「結だって泣く癖に。」
結「それもそうだねw」
星「行ってきます。」
結「行ってらっしゃい。」

そして待ち合わせ場所に向った。
そして涼太と合流して恋人つなぎをしながら映画館に向った。
その後ご飯を食べた。
そして帰り道。
2人で公園のベンチに座った。

片「あのさA。」
星「うん。」
片「俺さAが好き。大好き。だから俺がもっと有名になってちゃんとAを養えるくらいのかっこいい男になったら俺と結婚して。一生大切にする。一生愛してるよ。だから結婚してください。」

星「…はい。」

嬉しかった。
だから本当の自分の気持ちを言ってしまった。
今日でさよならしなきゃいけないのに…
こんな事言われたらできないよ。
バカ涼太。
どこまで私を惚れされる気?
私はあなたが本当に心の底から好きなんだって実感した。
だからあなたを危ない目には合わせられない。
ねぇ愛してるよ。
まだ夜は長い。
だから神様。
今だけはどうか私の罪を見逃して。
どんな報いでも受ける。
でも、今だけは。
お願い…。