I love you forever (ページ22)

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ASide

片「遅くなってごめん!」
星「いえいえまだ集合10分前ですし!それに誘ってくれてありがとございます。」
片「うんうん全然!俺が勝手に誘っちゃっただけだから!」

そう言ってフニャっと笑う片寄さん。
可愛い…。

片「よしっ!行こっか!」
星「はい!」

すると…

「へっ!?」

私の右手が片寄さんの左手に繋がれた。
世に言う恋人繋ぎだ。
初めて手を異性と繋いだもんだからすんごい間抜けな声が出てしまった。

片「あれ?嫌だった?」
星「あっ!えっと別にそういうわけじゃ無いんですけど初めてで…その男性の方と手を繋ぐなんて…」
片「えっ!?初めて!?」
星「あっ…はい…お恥ずかしいことに…。」
片「マジか…嫌だったら言ってね!俺ははぐれないようにと思って手繋いじゃったんだけどその…初めてとは知らなくて…だからそのさ…」
星「あの！私初めて手繋いだ人片寄さんで良かったって思ってるんで大丈夫です!それよりもその…まだ手繋いでてもらいたいです…だめですか?」
片「Aちゃんがいいなら…俺も手繋いでたいし…」

やばい…こういうの初めてだ。
もう胸がバックンバックン!
でも、手をつなぐってこんなにドキドキするんだ。
知らなかった。

涼太Side

やっとお店についた。
もう胸がバックンバックン!
だって好きな子と手つないでるんだよ?
しかも！俺が初めてって…
そんなの嬉しすぎるでしょ!
しかも最後に「だめですか？」ってところ
上目遣いになってて可愛いし!
かっこいい感じで決めてきてるのになんであんな可愛いの？
絶対あれはもっと可愛いの着れるわ!
それにしても長かった…
あんまり人気の無いお店選んじゃったから。
まぁたまにくる場所なんだけどw
でも…ここ来て良かったかも…
隣の俺よりちっちゃい子が口パッカーンって開けて目キラキラさせながらお店見てる。
こんなの可愛すぎでしょ？

星「ここで食べるんですか？」
片「うん。そうだよ。」
星「大人っぽい…」
片「Aちゃんだって大人っぽいじゃん!」
星「いやいや!片寄さんよりも大人っぽく無いです!」
片「はいはいwじゃあ入ろっか!」
星「はい！」