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ASide
本番が終って着替え終わった頃にトントンと、ドアをノックする音がした。
来る時が来たとも思った。
怖かった。
結と目を一瞬合わせて2人同時にお面をつけた。
SherlockとZeroになるために。
そしてドアをマネージャーが開けた。
GENE「はじめまして!GENERATIONSと申します!今回は共演していただきありがとうございました!」
そう言ってみんなで頭を下げた。
あぁ礼儀正しいねみんなは。
私達も立って「ありがとうございました。」
と言い頭を下げた。
すると亜嵐くんが言った。
白「あの俺達ずっとClapsさんのファンで少しだけお話させていただいてもよろしいでしょうか?」
固まった。
やっぱり話さないといけないのか…
するといつもは口を開かないZeroが
Ze「ほんの少しだけならいいですよ。」
は?
ん?待って?
今Zeroはなんて言ったの…
喋ってもいい?
いつもは誰よりもすぐ返したいと私に腕をつついてくるくせに。
She「Zeroどうゆうつもり?(小声)」
Ze「ファンサービス(小声)」
ますますわけが分からない。
いつもはそんなことしないくせに。
それに彼らにはバレる可能性が高いんだよ?
なんで分かんないかな?
片「あの…Sherlockさん。聞きたいことがあるんですけど…」
片寄さん…
She「なんですか?」
片「どうやったらあんなふうに作詞できるんですか?」
She「えっとそうですね…私はいつも自分の思い出とか、街を歩いて周りの人たちが今どんな感情なのかを考えたりとかしてその考えた言葉をノートにまとめたりしてます。」
片「そうなんですね!参考になります!」
ごめんなさい。
片寄さん。
これは半分合ってて半分嘘。
その時思ったことを私は歌詞に書くの。
あと、私の歌詞のほとんどが思い出でもあるから…
〜数時間後〜
GENEのメンバーは帰っていった。
そして
ピンロン！
とスマホがなった。
『片寄涼太』
という文字。
びっくりしたのと怖かった。
バレたのではないかと…
開いてみた。
そこには…
涼太今度一緒にご飯食べに行きませんか?
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作者名：R_s | 作成日時：2020年12月15日 11時
