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二軒目(続き) ページ12

K「ありがとう。本当に、凄く嬉しい…!」

『……え?』

K「自分がしている事、したかった事、伝えたかった事がAに全部伝わってる気がしてさ。そうやってAみたいに、感じたことを色んな形で伝えてくれるのを見たり、聞いたりしてると、本当に芝居やってて良かったな。って思えるんだ。」

『…………………』

K「ホント、役者冥利に尽きるよ。」



良平さんが凄く真剣に、真面目に、かつこれまでにないくらい優しい声と顔で話してるのを見てると、あぁ。本当にこの人のファンで良かったな。って思える。
そして、自然に、無意識に、気づいたら言葉が出ていた。



『良平さん、……………………………………好きです』

K「え…?」

『……あっ!』

K「えっと…。。A?」

『ご、ごめんなさい!ホントごめんなさい!帰ります…!』

K「え……あっ!待って!」


引き留めようとする良平さんを無視してお店を飛び出す。

バカ。私のバカ!なにしてんの…。あんなこと急に言ったら困るに決まってんじゃん…!私はずっと良平さんを追いかけてきてるし、ライブとかイベントも行ってるからはじめましてじゃないけど…
良平さんからしたら私は、何も知らないただの新人声優なのに…なのに私…最悪…


『ごめんなさい…良平…さん…』

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八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グが立ってしまっているようですよ…! (2022年5月1日 22時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リョウカ | 作成日時:2022年3月24日 0時

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