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ジェシー「 ちょっと見ないで、 」
「 可愛いなあ…笑 」
ジェシー「 〜っ、ねえ！ 」
袋を持ってない方の
右手で顔を見られないように隠してるけど、
耳は隠れてなくて。
それが可愛くて、愛おしくて。
心臓が きゅう ってなる感覚。
「 ジェシーくんは、私のこと呼んでくれないの？ 」
ジェシー「 え？ 」
「 私呼んだのに、ずるいよ 」
ジェシー「 それとこれは別じゃん 」
「 別じゃないよ！ 」
ジェシー「 むり！恥ずかしい！ 」
って、プイッて顔を逸らされた。
ふーん。
「 も、知らない 」
ちょっと低めの声でそう言って
スッと、ジェシーくんの隣を足早に通り過ぎてみた。
別に怒ってはないけど、
ずるいじゃんね。
ジェシー「 ああああ！待って！ 」
って猛ダッシュで追いかけて来て。
袋がガサガサ音を立ててる。
ジェシー「 怒った？ 」
手首を掴まれて、顔を覗き込まれた。
眉毛が下がって、不安そうに聞いてくるけど
その顔がめちゃくちゃキレイで、
ニヤけそうになるけど頑張って我慢する。
「 怒ってはないよ 」
ジェシー「 許して、Aちゃん 」
「 …、 」
至近距離でサラッとそう言われた。
破壊力。
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(名前)ミオ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました。キュンをいただきました。 ごちそうさまでした。 (2021年7月12日 13時) (
レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの。
| 作成日時：2021年7月3日 23時
