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パーティーが盛り上がって、
みんなから ２人おめでとう って言ってもらって。
そろそろ解散しようってなってみんなで駅まで
行って、前みたいにそれぞれで解散して。
ルイスくんと帰りに電車で一緒になるのは、あの夜以来。
やっぱり違うのは、距離感と雰囲気。
電車が来て乗れば前と同じ２人掛け席が
空いてて、一緒に座った。
その間もずっとルイスくんはニコニコしてて。
「 何かすごい嬉しそうだね 」
ジェシー「 そりゃそうでしょ！ 」
「 誕生日だもんね 」
ジェシー「 それもあるけど、全部が幸せ 」
「 そっか 」
恥じらいもなくそんな事を言い放って
こっちに向いて笑うから、こっちが照れちゃって。
そんなムズムズしちゃう空気も
悪くないって思える。
私の最寄り駅に着けば、当たり前みたいに
ルイスくんも降りようとするから
拒否しても、無視して先に降りちゃって、
階段もダッシュで上がって行って慌てて追いかける。
家までの道も先に先に歩いちゃうルイスくんを
５歩ぐらい後ろから歩いて追いかけて。
何で先に行くのか聞いたら、
一緒に歩いたらココで良いよ って言うからって。
何だそれ、可愛いかよって。
「 ルイスくん一緒に歩こ 」
ジェシー「 言わない？ 」
「 言わない言わない。笑 」
ジェシー「 じゃあ、良いよ 」
って止まってくれて。
家に着くまでぴったり横に並んで歩いてくれた。
ジェシー「 着いちゃったね 」
「 送ってくれてありがとね 」
ジェシー「 …めちゃくちゃ名残惜しい 」
って、子犬みたいな目で見てくる。
しんど。
「 ルイスくん、お誕生日おめでとう 」
ジェシー「 え？ 」
「 教室でも言ったけど、改めて 」
ジェシー「 ありがとう 」
「 良い１年にしてね 」
ジェシー「 うん、協力してね。笑 」
「 もちろん。笑 」
ジェシー「 あ、そうだ 」
「 ん？ 」
ジェシー「 LINE交換してなかったなって 」
「 ほんとだ 」
ジェシー「 QR読み込ませて 」
「 ちょっと待ってね、 」
iPhone をポッケから取り出して開けば、
ジェシー「 あ、それ、 」
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(名前)ミオ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました。キュンをいただきました。 ごちそうさまでした。 (2021年7月12日 13時) (
レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの。
| 作成日時：2021年7月3日 23時
