>>25 過去編 ページ26
それからの仕事はもっと楽しくなった。
けど、学校はもっと辛くなった。
夏休みが明け、二学期の始業式の日、
ガラガラ
『、、紗彩、、おはよ。』
紗彩「……」
『紗彩、どうしたの?』
紗彩「、、っさい、」
『え?』
紗彩「うるさいって言ってんの!」
『え、、どうして、、?』
紗彩「あんた気持ち悪いんだから、寄ってこないでよ!今まで私が我慢してたの知らないとでも言うの!?」
『そんなこと思ってたんだっ、、ごめんね、、』
私はこの空間に居ることが辛くなって屋上へ駆け出した。
ちらっと見えた紗彩の顔はなんだか悲しそうだった。
後ろからなんか弱虫だとか馬鹿だとか色々言われてるけど、誰も追って来なかったことに安心した。
やっぱり私は必要無い。
やっぱり私は気持ち悪い。
やっぱり私は最弱だ。
気がついたら泣いていた。
『、、っ、、ふぇっ、、』
どうして?
『どうして、、私は、こんな世界を選んだんだろう、?』
私が仕事なんかせずにちゃんと施設にでも入ってれば、、こんなことには、、
『お父さん、お母さん、、私、美優のこと、、もう守れないかもしれない、、っ』
もう、、全てに飽きたんだ、、
『ねぇ、、私も、、そっちに行っていい、、?』
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夏(プロフ) - はい!更新バンバンしちゃってください笑笑 (2019年4月20日 15時) (レス) id: 890c313efd (このIDを非表示/違反報告)
苺桜(プロフ) - 夏さん» 楽しみに待っていてくださいねー! (2019年4月19日 6時) (レス) id: 10793043cf (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - わ、返信嬉しいです!!主人公ちゃんどうなっちゃうんでしょうか、、笑 (2019年4月19日 0時) (レス) id: 890c313efd (このIDを非表示/違反報告)
苺桜(プロフ) - 夏さん» 面白いと言って貰えて嬉しいです!頑張りますね! (2019年4月18日 18時) (レス) id: 10793043cf (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - めっちゃおもしろいです!更新頑張ってください! (2019年4月18日 16時) (レス) id: 890c313efd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺桜 | 作成日時:2019年4月7日 15時