局のキミと。2〈吉沢亮〉

59 中川side ページ9

中川「Aと出会ってから毎日楽しかったなぁ、





最初は人見知りすぎて参ったけど(笑)」





『うるさいな〜だって年上だと思ってたし、仕事初めて間がなかったの！(笑)』





僕のカレンダー作りに誰よりも懸命に取り組んでくれて、




カレンダーに使いたいからって口実に、いろんな所に遊びに行った。





でもお互いこの気持ちを口に出したことはなかったね。





中川「僕ね、出会った時からAのこと好きだったよ。」





最後の日にやっと伝えられた。





この関係がいいって、心地良いって、





ほんとはずるずる逃げて甘えてただけだって、





何も言わずに分かるってそんなことして、





言いたいことも言わなくなってた。





伝えないとって分かった時にはもう遅かった。





まだまだ色々若いんだ、2人とも。

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