USJ事件後:Part1 ページ2
[相澤side]
俺はUSJで襲撃に遭い、大怪我を負った。
本来ならば後遺症が残ってもおかしくはない程顔面の損傷が激しく、もし、目に後遺症が残ればヒーロー活動が危ういと思っていた。
しかし、俺は救けられた。
俺を救けたのは、付き合っていた彼女。
名前は癒咲羽(ゆさわ)A。
彼女は元の名を福門Aという。そう。Ms.ジョークの姉妹だ。彼女はジョークの姉にあたる。ジョークが28歳で彼女は30歳だから。ちなみに誕生日は7月なので厳密にはまだ29歳だ。
しかし、Aが12歳の時、子供が欲しかった彼女らの親の従兄弟の癒咲羽家が姉妹のどちらかを養子にしたいと言ってきたらしい。
Aは自分から養子になると言い、癒咲羽Aとなった。
“個性”は『創造破壊』。
この世に存在していて、本人が知っているものならば創造したり破壊したりすることができる。ちなみに、創造するときの材料は宇宙空間のスペースデブリだそうだ。(本人から聞いた)。また、破壊したものは宇宙のチリとなり宇宙空間にワープするらしい。
発動条件は、自分が触れるか、｢○○を創造｣｢○○を破壊｣と強く思うこと。つまり、言葉の問題だ。だから、比喩表現でもいい。
一度創造したり破壊したりしたものは二度と元には戻らない。また、自分にも使えるが効果は薄い。
Aはこの“個性”から、｢デストロイヒーロー クリエーション｣としてヒーロー活動をしていた。
Aは俺の怪我を｢破壊｣し正常な状態に戻してくれた。ただ、怪我を治すにはリカバリーガール同様体力が必要となるため怪我は顔面だけ治った。
＊＊＊＊＊
翌日、つまりUSJ襲撃から2日後、学校が終わり、帰るとき。
一本の電話がかかってきた。
「Hey！プレゼント・マイクだぜ！……あぁ、イレイザーか。いるぜ。……？大事な話がある？分かった、替わるぜ。イレイザアアアアアアアア！！」
「うるさいマイク。分かったから」
やたらとマイクが騒がしい。まぁ、いつものことだ。
受話器を取り、話し始める。
「もしもし、こちら雄え」
『イレイザーか！？』
「…ジョーク？俺は暇じゃないんだ、切r」
『その態度からすると知らないんだな…』
「？……何をだ？」
嗚呼、誰がこんなことを想像できただろう。
ジョークの口からは衝撃の言葉が飛び出してきた。
『…姉さんが………姉さんがっ、さっき、ヴィランから、市民を、守って……それで…………！』
！？
ジョークは泣きそうな状態だった。
「…詳しく教えてくれ」
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RUNA(プロフ) - リュウさん» ありがとうございます！私も相澤先生が好きなんです(笑)！更新遅いですが頑張ります！ (2018年8月6日 23時) (
レス) id: 28aa7093ca (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - 相澤先生が好きなのでちょっと読んだらすっかりはまっちゃって笑凄い好きです！続きが気になります！更新待ってます！！ (2018年8月6日 21時) (レス) id: 8cbd420814 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA(プロフ) - はいちゅうさん» 好きと言っていただけて嬉しいです！これからの展開頑張ります！ (2018年5月22日 23時) (レス) id: 28aa7093ca (このIDを非表示/違反報告)
はいちゅう - 好きです(直球)、更新待ってます！頑張ってください (2018年5月22日 22時) (レス) id: 30641c950d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUNA | 作成日時：2018年4月16日 22時
