7話：轟焦凍 ページ10
【絵島冷音side】
試験は、焦凍が出した氷を利用して登ったり移動したりして、時には自分の“個性”で道を切り開いていった。
走るときは全速力で、全身に｢回復｣を施して体力をほぼ一定に保っておいた。
そして、俺は三位でゴールした。
焦凍よりも僅かに早い人がいた。
その人は入学確定だろう。
そう思って、軽く体を動かしていると、その人と焦凍が険悪な雰囲気になっていた。
その人が去ったので、俺は焦凍に近づいた。
『焦凍…久しぶりだな』
轟｢あぁ…冷音か、顔が変わったじゃないか｣
『そうか？』
轟｢……お前の中で何かあったんだな。詮索はしないが夢が叶うといいな｣
焦凍は昔と変わらなかった。
焦凍は合格確定だろーな。
＊＊＊＊＊
後日、通知が届いた。
俺は合格だった。
そして、妹共も合格だった。
さらに、当然と言えば当然だが、妹共の方が上の成績で合格していた。
もちろん、俺は｢なぜ合格したのか、不正だ！｣と罵られ、不正ではないと分かってからは｢家の名を汚す気か！｣｢下位互換の癖に！｣と貶され続けた。
ちなみに雄英に行くのに必要なものは死守した。
＊＊＊＊＊
『えーっと、Ａ組Ａ組……』
俺はＡ組らしい。
『あった、Ａ組……って、なんで』
あったはいいが、妹共も同じクラス。
こういうのって普通クラス分けるだろ！？
わけわかんねぇよ！！
…しかも、廊下側から一番奥の席に生羅、島子、俺って、おかしいだろうが！
……あ、俺の前の席焦凍だ。
＊＊＊＊＊
轟｢……そうか、それは大変だったよな……｣
『焦凍こそ』
焦凍と話してるうちに、爆豪って人と飯田って人が口論してた。つーか、爆豪って人強い人じゃん。
そんでなんか緑頭が来て、丸顔が来て…。
先生らしき人が来た……って待って！？
相澤｢はい静かになるまで８秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね
担任の相澤消太だ、よろしくね｣
イレイザーヘッド！？
つまり…相澤先生！？
待って待って待ってくれ！
この人……俺の恩人がわざわざ俺の担任に！？
これは…妹共を超えなくてはな！
〜体力テスト飛ばします〜
俺は……やっぱり６位かぁ。
１位：百さん
２位：焦凍
３位：爆豪って人
４位：生羅
５位：島子
爆豪って人……強いな
しかし俺の“個性”の使い方、どんだけ下手くそなんだよ………(泣)
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ムゥクさん(プロフ) - RUNAさん» 有難うございます！ (2018年8月6日 8時) (
レス) id: 37b755f341 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA(プロフ) - ムゥクさんさん» ごめんなさい、ネタが最近思い浮かばず更新停止しています。他の作品もたくさんあるのでそれらもそうですが、亀より遅いペースになってしまうと思いますがぼちぼち更新していきます。続きを期待してくださりありがとうございます！ (2018年8月5日 23時) (レス) id: 28aa7093ca (このIDを非表示/違反報告)
ムゥクさん(プロフ) - 更新停止？！あ、でも結構小説とか何かしら書いてましたもんね。続きみたいです！出来れば何かコメント返して欲しいです！(作れるとか、作れないとか、何かしら) (2018年8月5日 21時) (レス) id: 37b755f341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUNA | 作成日時：2018年4月9日 22時
