過去編 ページ20
私の親はとても優しかった。
「A！偉いわね！」
「Aは頑張っとるな！父さん誇らしいわ！」
母は東京出身で父に付いてきた。2人は仲睦まじくおしどり夫婦だった。
そんな2人の間に生まれた私もスクスクと強い子になった。いじめられている人や動物を守ったり、おじいちゃんやおばあちゃんの手伝いをしたり。まぁ優しかったはず。
でもそんな日々は小学3年の春。消え去った。
2人は出張に行くため飛行機に乗ったがその飛行機が墜落し、即死だ。今でもあのぐちゃぐちゃになった2人の顔が夢に出る。
「あんたがAだね？今日からあんたは私の所に来な。」
父方の祖母。ここから地獄が始まった。
『バレー？』
この家は選手を多数出している家でみんな有名な選手ばかりだった。だが一つ。バレーだけが居なかった。だから私がその穴を埋めるため使われた。当時の私は。
『バレーって楽しいね！』
私は背が高く、ブロッカー。でもねブロックは繋ぐことを唯一防げるもの。だから好きだった。
『....え？』
「あんたはあのバカ息子とは違う。でももしものために空気を読んで出世できる子になりなさい。自分を偽ってでも。」
私が5年の時。これがあの優等生を作ったんだ。
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にゃー - 更新ありがとうございます！めちゃめちゃいい展開でドキドキしてます！これからもゆっくりなペースでいいので更新頑張ってください！ (2021年3月19日 21時) (
レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - RUNA RUNAさん» こちらこそよろしくお願い致しますｯｯ！ (2021年1月21日 17時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - にゃーさん» いえいえ！こちらこそ遅くなってしまいすみません！これからもよろしくお願いします！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - 更新ありがとうございます！面白いです！感想言うの遅くなってしまってすみません… (2021年1月17日 21時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - RUNA RUNAさん» こちらこそよろしくお願い致します！完結まで突っ走っちゃってくださいw！ (2021年1月13日 17時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUNA RUNA | 作成日時：2020年11月16日 20時
