9番目....の謎多き吸血鬼3【SARVAMP】

百十一話 ページ14

園「老人の方向に変わってしまったか....」



真「ずいぶんのんびりしたおじいちゃんに…」



いつもの元気なヒューはいないんだ.....



真「鉄、あまり落ち込むなよ？力を戻せないか考えよう」



鉄「ああ....」



真「そういえば御園、リリイのことで相談があるんじゃないのか？」



園「あぁ....リリイは....動けない」



真「....え？」



園「リリイからジンが抜けて１ヶ月経つ。少しずつだが変化が起きているんだ。これが力を失った真祖のたどる先なのか....その....」



御園はハイドの方を見ながら言いづらそうにしている....



ハ「ちょ....何スか！もったいぶんないで言えっスよ！」



園「リリイはもう.....一日のほとんどを眠って過ごしている」



ハ「ま、まぁ力を失ってんスからそれくらいは....」



園「そして....リリイの体が少しずつ華奢に....小さくなってきているように感じる.....」



ハ「ちょっ....どーゆーことっスか！？」



園「僕にも詳しくはわからん！！」



ハ「これからオレらも....！？」

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