狐の面が八個 ページ10
兄さんの死から早くも二年。うちは高三になりマイキーやエマもずいぶん大きくなった。
マ「姉ちゃん〜どら焼きなくなっちゃった。」
『あんた食べんの早すぎるねん.....お小遣いで買ってきいや。』
エ「A姉!買い物行こ!」
『よっしゃ行ったるで。マイキーも準備せい。』
マ「え〜『奢ったるから。』行くー」
ちょろいな。うちの弟。
『あ、マイキー。どら焼き買ってくるからエマと一緒におってな?』
マ「はーい」
うちもだいぶこっちに慣れてきたなと思う。関東弁とかさ、色々と。
『もしもし、うちや。』
⁇「お!久しいなぁ!どや?東京は?」
『まぁ楽しいけど....やっぱうちはそっちがええなぁ。』
⁇「鶴ちゃんらしいな!w」
『そっちはどうや?たぬ。』
⁇「....ちと聞いてくれるか?」
たぬとは狸宮の事。狸宮拓真、九十九の副総長兼うちの代理や。
狸「九州の素戔嗚と四国の獅子狛が手を組んでうちに来るっちゅうねん。」
『.....うちも強いが流石に九州、四国のトップと2対1はなぁ.....それはいつや?』
狸「1週間後や。」
『....うちもやる。あいつらにそう伝えとき。』
狸「おん。」
スーパーちゃんは置いとこか。向こうにメグロがおるし。
『....先にどら焼き買わなあかんなぁ....』
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年10月7日 22時