狐の面が二十三個 ページ26
No side
龍「おい、怒られるっての!」
マ「大丈夫、バレないバレない。」
三「どこにそんな自信があんだよ!」
場「おぉ....人数やべえな。」
龍「何で場地は冷静なんだよ!?」
マ「場地だからじゃない〜?」
場「なんかわかんねぇけど馬鹿にされてることはわかった。」
三「あ、それは分かるんだな。」
マ「あ、来た!!」
『素戔嗚、獅子狛。うちのもんをずいぶん可愛がってくれたなぁ?』
「俺らの島に来るのがあかんやろ?俺らはおまんらを潰すっちゅー事しか考えてへんしなぁ。」
『男が聞いて呆れるわ。うちが勝ったら四国と九州、渡しぃや。』
「素戔嗚が勝ったら関西をもらうで。」
「獅子狛が勝ったら、傘下に入ってもらうで?」
龍「400対200か....」
三「数は不利だがあの人ら、一応S62世代だからな。普通にバケモンだ。」
マ「え、何で知ってるの?」
三「ちょっと調べたからな。」
場「お前、なんか怖いわ。」
龍「知りてぇから話してくんね?」
三「おう!まずは九十九肆番隊隊長、熊谷亮。異名は不動の熊。あの6人の中で一番パワーがあって守備力も半端ない。ほとんどのやつが一撃で気絶、もしくは砕かれる。」
マ「うちで言うとムーチョだな。まぁムーチョよりも力があるみたいだけど。」
三「次。九十九参番隊隊長、虎狛己龍。異名は不良破りの龍虎。強いやつが好きで不良に喧嘩を吹っかけてはボコボコにしたらしい。勝ったのはAさんとあの4人だけ。」
龍「場地みたいだな。」
場「俺かぁ?スマイリーじゃねぇの?」
マ「確かに、どっちにも似てる。」
三「九十九弐番隊隊長、白鴎真樹。異名は神官の鴎。熊谷さんよりないけど守備力が高い。腕力と振るスピードが速く一撃が重い。
神官の異名はAさんに忠実だかららしい。」
場「三途と八戒だなぁ。」
龍「それな。」
三「九十九壱番隊隊長、兎都原誠也。異名は暗殺の兎。足技が得意で6人の中で一番スピードがある。気配も自由に操れるらしくて知らぬ間にやられる。」
「「「マイキーだな。」」」
マ「え〜?姉ちゃんが良かったなぁ〜」
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年10月7日 22時