胡散臭い女復讐執行人の話。3［完］【ツイステ】 (ページ43)

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私の夢ページ43

『汝の魂は.....スカルロイバー！』

『嘘だろ.....女？』

『あのヴィオラ・フックだ....』

『グレート・エイトの孫だろ？こっえぇ....』

うるさい。黙れ。何も知らないくせに。その名前を呼ぶな、男なんて嫌いだ。だが仕方がない。私がここに入ったのは復讐のため。悪役(ヴィラン)には最高の場所だ。

『それでは....はじめ！』

私はすぐに寮長になった。入学して3日で。リドルより早い。

『ファール！ワニの餌やりに行くよ！』

私は私に蓋をして復讐の時を待っていた。

『紅き暴君の夢.....憐れみの王者の夢....深海の商人の夢....従者の叛逆の夢....美しき女王の夢.....そして黒き復讐の船長の夢....』

なんて素晴らしい世界だ。これ以上なにを望む？

でももう辛いの。偽るのも、騙すのも、考えるのも、動くのも、喋るのも、泣くのも。

『笑えばいい。ヨーホー！！』

私は間違ってない！全てあいつらが悪い！なのに....なのに！勝手に罪を逃れた！！侵食されてしまった穢れた故郷を私が治すの！それの何がおかしい！？

『.....おかしいよ。お母さまたちはそんなことのぞんでないよ。いちばんわるいのは、わたしだよ。』

.....あぁ、そうか。何も知らなかった私が悪い。何もしなかった私が悪い。ただずっと見て見ぬ振りをしていた私が悪い。

『....私が間違ってた.....ごめんね、お母様、お姉様、お兄様.....！』