胡散臭い女復讐執行人の話。3［完］【ツイステ】 (ページ26)

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VDC当日ページ26

早くも全国魔法士養成学校総合文化祭が始まった。地面が見えないほどの人の流れがありうちの寮の出店も大繁盛だ。

『ファール。あいつは居るんだったか？』

ファ「......あぁ。」

『はぁ.....』

私もファールもこの文化祭はあまり好きではない。もちろんVDCや出店とかは楽しいさ。だが原因がいるんだ。

⁇「あ、ヴィオラ先輩ー！」

⁇「ここにいたんですね。」

『おぉ、問題児君達！』

⁇「アタシも居るわよ。」

⁇「僕もだよ、夢の君(ロア・ドゥ・ネバー)」

そう言われ後ろを振り向くとヴィル、ルーク、エペル、カリム、ジャミル、監督生が居た。勢揃いだね！

『今年は一段と混んでいるね。ヴィルとネージュが出るからだろう？』

ヴィ「ええ。けれどアンタもよ。」

カ「？ヴィオラも有名なのか？」

ル「夢の君(ロア・ドゥ・ネバー)は歌が上手いのだよ！それにグレート・エイトの子孫だ。注目するのはそれだと思うよ！」

.....その言われ方は気に食わないけど。

『君達のも楽しみにしてるよ！』

エ「相変わらず胡散くせぇ....」

『それは褒め言葉さ！』

ファ「.....！ヴィオラ！」

⁇「ッハハ！久しぶりだな、ヴィオラ！」

『.....なんのようだい？グリアデット・ピーター・パン。』

グ「そのフルネームなとこも変わらないな！なぁ、ファール？」

こいつはグリアデット・ピーター・パン。私の祖父の代からのライバルの家系らしい。私もこいつが嫌いだ。