胡散臭い女復讐執行人の話。2【ツイステ】 (ページ19)

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狼変化！ページ19

近くにいた寮生にユニーク魔法を使っているレオナ。ラギーはそれに捕まりかなり危ない。

リ「それほどの力があって、何故こんなことをする！」

レ「何故.....？理由なんて聞いてどうする。俺を叱って、慰めてくれるって？実力があったって、努力したってどうしようもねぇことがこの世の中にはいくらでもあんだよ。現にラギーはこの俺に手も足も出ねぇ。可哀想に。憐れだよなぁ」

ラ「はっ.....ぐぅ.....っ！」

ハ「もうやめぇか！！月夜を破る遠吠え( アンリイッシュ・ビースト)！」

ジャックくんが呪文を唱えた直後、彼の姿が一匹の狼に変わる。珍しいユニーク魔法だな.....

レ「あれは！？」

レ「なんだと！？ぐぁっ！」

狼が吠えながらレオナに接近し、体当たりをかます。

「レオナに隙が出来た！首をはねろ( オフ・ウィズ・ユアヘッド)！」

レ「ぐあぁっっ！！」

レオナの首にリドルの首輪をかけられた。すると砂が嘘のように収まる。

ラ「がはっ！ゲホゲホッ......！」

ケ「リドルくん、さすが！レオナくんの魔法が止まった！」

リ「ラギーからも手が離れたぞ！早くこっちへ！」

シ「セベク、俺たちは他の怪我人を外へ運び出すぞ」

セ「偉そうに僕に指図するな、シルバー！」

ユ「喧嘩する暇があるならさっさと運んでください！！」

急いでラギーや他の寮生たちを回収した。
ひび割れた腕が水をかけたおかげで徐々に消えていく。レオナは忌々しそうに首輪を見下ろす。

レ「クソがっ！ライオンであるこの俺に、首輪だと......！？ジャック！テメェ変身薬なんてご禁制の魔法薬どこで手に入れた？」

『なんで分かんなかったんだ？これは魔法薬の力じゃない。』

ハ「月夜を破る遠吠え( アンリイッシュ・ビースト)......！......身体を狼に変化させる、俺のユニーク魔法だ！」

レ「は.....魔法で本物の犬ッコロになれるって？そいつぁユニークだ。本当にな！」