胡散臭い女復讐執行人の話。【ツイステ】 (ページ42)

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寮長会議ページ42

ク「えー、ではこれより10月に行われる寮対抗マジカルシフト大会についての寮長会議を始めます。最初に大会運営委員長であるオクタヴィネル寮長のアーシェングロットくんから報告があります」

ア「運営委員長のアズール・アーシェングロットです。よろしくお願い致します」

オクタヴィネル寮、アズール・アーシェングロット。リドルや私と同じ2年生で寮長の座についた。
自身の寮の一部を改築し学内カフェ『モストロ・ラウンジ』を経営している学生実業家の一面を持っている。

ア「ではまず会場となるコロシアム周辺に設置予定の出店についてですが、外部企業枠、内部部活枠共に全て埋まりました」

カ「おっ！いいねえ。賑やかになりそうじゃないか」

アズールの報告を聞いて反応したのは、カリム・アルアジーム。スカラビア寮長であり、私達と同じ2年での寮長。

ア「各国のロイヤルゲストへの招待状は全て送付完了。観客席のチケットの売れ行きも順調です。そして今年も例年同様、多数のテレビ局と新聞社より取材申し込みが来ています」

カ「この学園に入学する前は、オレも招待状くるのが毎年楽しみだったっけ。あ、王族なんだし、レオナんちやヴィオラんちにも招待状が来てただろ？小さい頃、会場ですれ違ってたかもな」

『はは、どうだろうね！』

レ「さぁな。どーでもいい」

カリムの話にレオナは素っ気なく答えた。