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「自己紹介は.....出来るかい?」
その子は震えながらも頷いた。
「じゃあさっき教えた事をそのまま言って?」
『あ....えっ....粉雪...フレーナ....Aです.....』
「実はな、小雪さん夫婦がこっちに戻ってきたんだよ。まぁAちゃんはずっとイタリアにいたから日本語が喋れないんだ。意味は分かるみたいだよ。」
だからあんな途切れ途切れだったんだ。まぁ自己紹介にもあったようにこの時の子がAだった。
宮「僕は宮野真守!何歳なの?」
入「ちょっとは遠慮しろ.....」
『Ho 5 anni. Grazie.』
宮「......なんて?」
「5歳だよ。それで3人にはこの子に日本語を教えて欲しいんだ。」
話を聞いてみると粉雪さん達は今の仕事が忙しくて時間がないらしく、俺達に頼みたいと頭を下げたらしい。
宮「良いですよ!Aちゃんよろしくね!」
木「いや、俺らの意見は.....」
宮「良いでしょ?」
まぁ俺は良いけど、まだみゆは学生じゃん?
入「学校終わった後なら大丈夫です。」
「ありがとう。粉雪さんも喜ぶよ。」
それからAはどんどん言葉を覚えていき、演技の才能も開花させた。
『ふざけないでよ!私が何したって言うの!』
宮「Aが成長していく.....」
入「なんで泣いてんの!?」
6歳の時には人気子役になっていて8歳で俺らと同じ業界に入ってきた。正直凄いと思った。
『あ!まもにぃなんで泣いてるの?大丈夫??』
入「大丈夫だよ!Aは気にしないでね?」
宮「大ぎぐなっだね!!!」
『え......あ、ありがとう!』
((8歳に引かれてんぞ。))
中学3年まではこんな感じで元気な子だった。
『あ、おはようございます。皆さん。』
Aは1日で変わってしまった。それに俺らは驚いたし心配になった。
『変わりましたよね。まぁ高校生デビューって奴ですよ。』
それ以外言わなかった。だからいまだに何があったかわからない。
『大丈夫ですか?ボーッとして。』
木「あ、大丈夫!行こう!」
あの時に性格が変わって呼び方も変わった。理由.....もう聞いても良いかな。
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RUNA RUNA(プロフ) - ハルさん» 頑張ってみます!リクありがとうございます! (2021年3月8日 8時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - リクいいですかっ!立花慎之介様と日野聡様とのイチャイチャがみたいですー!お願いしますっ (2021年3月7日 23時) (レス) id: 5707841af8 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - もも丸さん» 教えてくださりありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2021年3月4日 17時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
もも丸(プロフ) - この作品バチくそ好きです!なんか色々と尊いです!あと!44ページの増田さんのセリフ粉雪が小雪になっています!更新頑張ってください! (2021年3月4日 16時) (レス) id: d805c3bb81 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます!嬉しいです! (2021年3月4日 9時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年2月18日 8時