４/念 ページ5
クロロ「で、本当に念の事は知らないんだな？」
A「えぇ聞いた事も見た事もない」
私がそう言うとクロロ以外の全員
ありえね〜とでも言いたげな表情で私を見た
クロロ「良し、じゃあ試してみるか。これが見えるか？」
そう言うとクロロは人差し指を立てて私に向けた
A「？…指だけしか見えないけど…？」
クロロ「・・・どうやら嘘ではないみたいだな…(Aは極稀にいる"天才"という存在だな。それにしても無意識にここまで完璧な纏が出来るなんて・・・すごいとしか言えない)」
クロロ「・・・これから毎日俺たちが順番にお前に念を教えていく。蜘蛛に入ってもらったからには強くなってもらわないといけないからな」
A「っ・・・分かった」
クロロ「じゃあ今日から・・・と言いたいところだが、もう真夜中だし、今日はやめておこう。パクノダ、１つ部屋が空いていただろう？そこにAを案内してやれ」
パクノダ「了解。さぁA、着いてきて」
パクノダは私に手を差し伸べながらそう言った
私はまだこの人達を信用した訳ではない
寧ろ信用したくもない
だから私は差し伸べられた手を取らなかった
A「分かったわ。行こう」
そう言うとパクノダは決まり悪そうに手を引っ込めて
前を向いて歩き出した
パクノダ「此処が貴女の部屋よ。少し埃が被っているからまた掃除しておきなさいね。布団は最近取り替えたばかりだから安心して。じゃおやすみ」
A「・・・おやすみ」
そう言うとパクノダは少し驚いてから
ニコッと微笑んで部屋から出て行った
A「・・・」
バタッ
私は勢い良くベッドに倒れ込んだ
今まで気が張っていたせいかいきなりどっと眠気が襲ってきた
そして私はすぐに眠りについた・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫月(プロフ) - フェイタンLoveさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！クロロとの件は検討しておきます！ (2019年5月6日 14時) (
レス) id: d954c627a4 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタンLove - この作品がとても好きです。クロロと主人公の関係がどうなっていくのか気になります。私としては、クロロとくっつけて欲しいかなって思ってます。 (2019年5月6日 0時) (レス) id: 639a65bfa6 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 亜海さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年4月28日 1時) (レス) id: d954c627a4 (このIDを非表示/違反報告)
亜海 - 幻影旅団がかっこよすぎて辛い……イケメンだ！！ (2019年4月27日 21時) (レス) id: 0c0208d53f (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - ライムさん» カッコいいですよね！私も蜘蛛大好きです^ ^ (2019年4月19日 21時) (レス) id: d954c627a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
