検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:153,360 hit

57話 ページ14

イルミ「お前は親父と俺にそう育てられた。そんなお前が何を求めてハンターになると?」



キルア「…確かにハンターになりたいと思ってるわけじゃない。だけど俺にだって・・・欲しいものくらいある」




キルアは冷や汗をかきながらそう言った




そしてイルミは即答でないねと言った




キルア「ある!今望んでることだってある!」



イルミ「ふーん言ってごらん?何が望みか」



キルア「っ・・・」



イルミ「どうした?本当は望みなんてないんだろ?」



キルア「違う!ゴンと・・・友達に、なりたい・・・もう人殺しなんてうんざりだ。普通にゴンと友達になって普通に遊びたい」



イルミ「無理だね。お前に友達なんて出来っこないよ」



A「!!ギリッ)・・・」



イルミ「お前は人というものを殺せるか殺せないかでしか判断出来ない。そう教え込まれたからね」



イルミ「今のお前にはゴンが眩しすぎて割り切れないでいるだけだ。友達になりたい訳じゃない」



キルア「違う…」



イルミ「彼の側にいれば、いつかお前は彼を殺したくなるよ。なぜならお前は根っからの人殺しだから」



A「いい加減黙れイルミ!!」



イルミ「ピクッ)・・・」



キルア「A・・・?」



A「・・・貴方は本当にどうしようもない馬鹿ね!貴方はずっとずっとキルアにこんな残酷な洗脳をし続けていたの!?」



A「それにキルアは闇人形なんかじゃない!れっきとした1人の人間だよ!!」



イルミ「洗脳だなんて言い方酷いな。れっきとした教育だよ。それに・・・家庭の事にお前が首を突っ込む必要、ないよね?それなのに何故そんなに突っ込むんだい?」



A「!(わざとそんな事を言って挑発しているのね)・・・」



A「・・・私も似たような境遇で育ったから良くわかるのよ。期待されてしたくもない殺しをずっとさせられてきて!」



A「…もううんざりだったし解放されたかった。1人の人間として生きたかった。だからキルアの気持ちがよく分かる」



キルア「A・・・」



イルミ「ふーん。でもうちはうち、よそはよそって言うでしょ?だからよそである俺たちの事は放っておいてよ」



A「!」




イルミがそう言った後、今度は




レオリオがイルミに向かって言った




レオリオ「キルア!そいつは馬鹿野郎でクソ野郎だ!聞く耳持つな!ゴンと友達になりたいだと!?寝ぼけんな!お前らとっくに友達(ダチ)だろうがよ!」

58話→←56話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
207人がお気に入り
設定タグ:ハンターハンター , ゾルディック家   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年10月4日 7時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます!続編いけるよう頑張ります! (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫月 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2018年9月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。