５３話 ページ10
〜３時間後〜
会場に響く殴る音と蹴る音、そして・・・
ゴンの血が床に落ちる音ばかりが
ずっと聞こえていた
ついにゴンは血反吐が出ないくらいまでやられていた
そうするとレオリオも我慢が出来なくなったのか
レオリオ「いい加減にしやがれぶっ殺すぞてめぇ！！オレが相手になってやる！」
と言い始めた
ハンゾー「見るに耐えないなら消えろよ。ここからもっと酷くなるぜ」
ハンゾーがそう言うとレオリオが
襲い掛かろうとした
だが、それも虚しく審査員達に止められた
そしてついにゴンは左腕を折られた
A「・・・」(殺気)
全員「ゾクッ！」
ヤバい殺気が収まらない・・・どうしよう
どうしよう自分が止められなくなりそう
ヤバい・・・誰か止めて・・・！
その瞬間
誰かが私の肩をポンッと叩いた
しかもすごく優しく
A「はっ！」
私はそのおかげで殺気が収まった
肩を叩いた人の方を見ると・・・
A「ネテロさん・・・」
ネテロ「気持ちは分かるが、お主も１人の試験管じゃ。感情に流されちゃいかん」
A「・・・ごめんなさい。私、自分が抑えきれなかった…ありがとうございますネテロさん」
ネテロ「うむ。さて、試合を続行するぞ」
それを聞いて周りを見てみると
皆、固まっていた
まるで時が止まったかのように
恐れている人もいれば興味を持っている人、
興奮しているピエロもいた←
A「ご、ごめんなさい」
そう私が深々と頭を下げると
レオリオ「何で謝ってんだよ。お前がやろうとしてなかったら俺がやってたよ」ニカッ
クラピカ「同じくだ。私も止められる気がしなかったからな。だから謝る必要はないぞ」ニコッ
A「！…ありがとう」
さっきの３つ以外の人もいたな・・・
私を心配してくれている人もいたや
そう思うと何だか嬉しくなってしまった
その後、ハンゾーが自分の昔話的な事を
話している隙にゴンがハンゾーに蹴りを入れた
初めてゴンの攻撃が成功した！
レオリオ「よっしゃあああ！！行けゴン！蹴りまくれ！殺せ！！」
クラピカ「それじゃ負けだよレオリオ…」
私は試験管だから応援は出来ないけど
明らかに空気が変わった事は間違いないな
このままならゴンはハンゾーに
負けを認めさせる事ができる！
A(いけるよゴン！頑張れ！)
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年10月4日 7時) (
レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます！続編いけるよう頑張ります！ (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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