８６話 ページ43
確かあの日は・・・雨だった
僕は１人、する事もなくただ歩いていた
すると、いきなり背後から大人の男達が
僕に襲いかかって来た
その時の僕は弱くて、すぐに倒された
その男達が僕の息の根を止める寸前で
君は現れた
君は一瞬にしてその男達を殺した
フードから垣間見えた銀髪と
冷たい水色の瞳がとても綺麗だった
僕はそんな君に一目惚れをしたんだ
でもそれだけで終わらなかった
幼A『…ごめんなさい。私がこの男達を逃してしまった為に貴方に怪我をさせてしまった』
そう言うと君は僕に頭を下げて来た
僕は驚いた。そして・・・興味を持った
幼ヒソカ『どうして謝るの？君は小さい身体で僕を助けてくれたじゃないか』
幼A『・・・助けたんじゃない。任務を遂行しただけ』
幼ヒソカ『君は面白いね・・・僕はヒソカ。君は何て言うの？』
幼A『・・・A。４歳』
幼ヒソカ『Aか・・・良い名前だね。僕よりも４歳も下だったんだ・・・』
僕の半分しか生きてない子が僕を護ってくれた
すごい・・・僕もAみたいに強くなりたい
ヒソカ「僕はそこで初めて強さを求めたんだ」
A「なんとなく思い出して来たかも・・・(おそらく私が家業を始めたばかりの時だ)」
幼ヒソカ『君は僕よりも年下なのに僕より強い・・・僕も君みたいに強くなりたい！どうすればなれる？』
幼A『普通に過ごしてたら勝手にこうなるよ』
幼ヒソカ『絶対普通じゃないと思うけどなぁ…』
幼A『それにこんなのは強さなんかじゃない。ただ人を殺す為だけのスキルだ。こんなスキルなんかいらない』
幼ヒソカ『どうして？君は強さを持っているよ。それに君は偶々とはいえ、僕の命を助けてくれたじゃないか。君の強さは人を殺す為じゃない、人を護る為のものだ』
幼A『！！・・・そんな事、言われたの初めて・・・ありがとうヒソカ』ニコッ
ずっと無表情だった君の笑顔を初めて見たときは
すごく驚いたし・・・
幼ヒソカ『ボソッ)可愛すぎ…』(赤面)
そう思った
幼A『ピクッ)そろそろ帰らないと・・・ヒソカ、今度また会えた時は"トモダチ"になってほしい(恐らく二度と会えないだろうけど…)』
幼ヒソカ『分かったよ。何としてでもまた君と会うよ』
僕がそう言うと君は美しい銀髪の髪をなびかせながら
闇へと消えていった
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年10月4日 7時) (
レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます！続編いけるよう頑張ります！ (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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