７４話 ページ31
A「アルカ、なの…？」
アルカ「ん…？お姉さん、誰ぇ〜？」
アルカは眠たそうに私に聞いてきた
A「言っても分からないと思うけど、私、アルカのお姉ちゃんなの。Aって言うんだけど覚えてる？」
アルカ「お姉、ちゃん…？」ズキッ
幼アルカ『______！いっしょにあしょんで〜！』
『いいよ〜アルカ！追いかけっこしよっか！』
この女の人は一体・・・誰？
私は何で２、３歳の時の記憶を今思い出したの？
どうして・・・？
A「アルカ、私はゾルディック家全員の記憶からA・ゾルディックという存在を消したの。だから、貴方は私との記憶は思い出しても"私だけ"は思い出せないはずよ」
アルカ「！…なんで消したの？」
A「私のせいで家族全員がおかしくなってしまったからよ。アルカ、貴方もね」
アルカ「アルカも！？」
A「えぇそうよ。アルカ、私の頰に触れながらrecallと唱えて。そうすれば全て思い出すわ」
アルカ「でもアルカが思い出して…お姉ちゃんは辛くならない？」
A「！？」
なんて…なんて優しい子なの！？
こんな子が危険なわけないわ！
A「アルカ・・・確かに私は思い出させる事はすごく不安だし嫌だわ…でも、いずれかは思い出させなきゃいけないとは思っていたわ。それが今なのよ」
アルカ「今・・・？」
A「えぇ。今、家族の仲を元どおりに戻さないともう二度と家族の仲は・・・嫌、それだけでなく記憶も二度と戻らなくなってしまうからよ」
アルカ「どういう、事なの・・・？」
A「私の能力にはもう一つ誓約があったの。・・・相手の記憶の一部を消した後、相手がその記憶の一部を思い出しかけたら・・・」
アルカ「思い出しかけたら？」
A「私は１年以内に相手の記憶を全て思い出させなければいけないの。さもないと私は死ぬわ」
アルカ「！・・・だからお姉ちゃんは全員の記憶を思い出させるんだね。もしキルアお兄ちゃんだけ思い出させても、いずれは他のみんなも思い出しかけちゃうから…」
A「そういう事よ。アルカは賢いね」ニコッ
アルカ「そんな事ないよ？・・・じゃあ私がrecallって言ってもいいの？」
A「・・・えぇ」
私がそう言った瞬間、アルカは
私の頰に触れながら"recall"と唱えた
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年10月4日 7時) (
レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます！続編いけるよう頑張ります！ (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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