70話 ページ27
まずはお爺ちゃんとキルアが部屋に入っていった
私は部屋の外で待機だ
A「・・・」
イルミ「A」
A「イルミ!?」
イルミ「俺…全部は思い出せなかったけど姉さんの話を聞いて大体は思い出したよ。俺・・・姉さんの事好きだったんだね」
A「・・・」
イルミ「姉さん、俺もう・・・っそんな感情を姉さんに抱かないからっ只の姉弟として接するから!だから・・・記憶を思い出させて・・・」
A「!…分かったわ。私の頰に触れてrecallと唱えて」
イルミ「姉さん・・・これっきりにするから最後に聞いて。姉さん…否A、俺小さい時からAの事好きだった。愛してた・・・」
A「うん」
イルミ「そして・・・エルシアまでも殺した。嫉妬し過ぎておかしくなってね・・・」
A「!」
エルシアが言った通りだわ、
イルミはエルシアに…嫉妬していたのね・・・
イルミ「ふぅ…"recall"」
私とイルミは青い光に包まれた
幼イルミ『姉さん、今週末一緒に出かけよ!』
A『ごめんねイルミ、その日はエルシアと遊ぶ約束してて…』
幼イルミ『・・・どうして…どうして姉さんは他の人ばかり見るの?俺だけを見てよ!俺は・・・俺が一番姉さんを愛しているのに…』
俺はこんなに愛していたのか…姉さんを・・・
イルミ「はっ…姉さん・・・」
A「全部思い出した?」
イルミ「なんで俺・・・今まで姉さんの事忘れていたんだろう…一番忘れたくない人なのにっ!」
A「私の念は強大だから仕方ないの…それに、それが目的だったから。私に会わなければ二度と思い出す事は無かったでしょうね」
イルミ「!…ごめん。俺たち家族が姉さんに依存し過ぎてた。今ではキルアにね…」
A「えぇそうね。貴方、キルアに針でも刺してるの?明らかに洗脳してるじゃない!」(怒)
イルミ「!…流石だね。確かに刺してるよ。でもそれはアイツを立派な暗殺者に育てる為なんだよ」
A「じゃあ!なんでキルアには刺して私には刺さなかったの!?」
イルミ「それは・・・刺せなかったんだよ。姉さんが寝ている隙に刺そうと思った。でも…もし刺してしまったら姉さんが姉さんじゃなくなるから・・・それに」
A「それに?」
イルミ「姉さんに刺したら姉さんを壊してしまう気がしたから、」
A「!」
あぁ…イルミ、貴方は本当に狂っていたのね・・・
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年10月4日 7時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます!続編いけるよう頑張ります! (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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