61話 ページ18
その後2人で昼食を食べた後
私とイルミは、イルミが手配した車に乗って
ゾルディック家へと向かった
執事1「・・・」(睨)
A(睨まれてる〜まぁ普通はそうだよね。ゾルディック家の長男坊が得体の知れない女を連れて帰ろうとしてるんだからね)
車を乗ること1時間・・・
試しの門までようやく着いた
A「あ…(ゼブロさん、まだいたんだ・・・でも念を掛けたから覚えてないよね・・・)」
ゼブロ「イルミ様、おかえりなさい。そちらの女性は・・・?」
イルミ「ただいま。コイツはAだよ。やっぱりお前も忘れてるのか」
ゼブロ「以前お会いした事ありましたか?はて?」
A「…また後ほど」ニコッ
ゼブロ「!…は、はい」
イルミ「・・・A、君は家族だけでなく執事からも記憶を消したんだね。まぁ消してなかったら誰かが俺たちにお前の事を聞きに来るだろうしな」
A「・・・何処まで気付いているの?」
イルミ「うーん君がゾルディック家の人間である事。ゾルディック家とその執事の記憶から自分の存在を恐らく念能力で消した事。そして恐らく・・・お前は俺たちの兄弟だという事」
A「!・・・要するに全部ね。イルミ、そこまで辿り着いているけど私の事は思い出せないでしょ?」
イルミ「!…あぁ。お前の声や名前、顔、仕草、立ち居振る舞いを聞いたり見たりするといちいち頭が痛くなるだけだよ」
A「えぇそれもそのはず。"思い出"は貴方達の中に残っているわ。でも、A・ゾルディックという人物の存在自体を消しているだけだから、脳が誤作動を起こしていてもおかしくない」
イルミ「!…なるほどそういう事だったのか。要するに俺たちは記憶に所々穴が開いているようなものなんだね」
A「その通りよ」
イルミ「よし分かった。とりあえず試しの門から入ろう。お前の力も知りたいしね」
A「じゃあ先に私からという事?」
イルミ「うんそういう事」
A「はぁ・・・ふぅ…」
私は今までの怒りや寂しさ、苦しさを
思い出しながらそっと扉に手を添えた
そして一気に開ける!
A「ふっ…!!」
ギィィィィ
イルミ「っ!?4の扉まで!」
ゼブロ「これはすごい!」
A「よっと」
私が扉から手を離すと勢いよく扉が閉まった
イルミ(な、何て力だ・・・やはりAはゾルディック家の一員だ!!)
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年10月4日 7時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます!続編いけるよう頑張ります! (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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