セリフバレ注意、笑う猫 ページ10
「え!?ここがドラケン君ち!?」
「うっせーなぁいちいち」
タケミチはドラケンの家に訪れていた。
ちょっと寄ってけよ、なんて東卍のトップ2に言われてしまえば、タケミチにはうなずく以外の選択肢はなかった。
「いーなー!!」
「どこが?」
「シティーボーイじゃないっスか!」
「ゴミゴミしてるだけだよ」
もう何をしても格好良いドラケンに、シティーボーイだからか!?都会育ちだからか!?と訳の分からない理論で納得するタケミチ。……たぶん違うと思うぞ。
「4階押してー」
「うっす!」
タケミチがボタンを押すと、途端にゴウン、と音をたててエレベーターが動き出す。タケミチはドラケンくんちってどんなだろー、きっとすっげー大人っぽいんだろーなー、などと考えながら自身らをいれた箱がとまるのを待った。
「いらっしゃいませー」
「え?あ…すみません間違えまし「ただいまー」え!?」
扉が開いてみればそこは風俗店で、タケミチはとっさにまずい!俺、ボタン押し間違えたんだ!!と焦ったのだが、ドラケンの発言により正真正銘ここがドラケンの家なんだと認めざるを得なかった。
大人っぽいだろーとは思ってたけど、これは大人っぽすぎるよドラケンくん!
「んだよオマエかよ」
「帰宅早えーなケン坊。いい不良になれねーぞ」
「うっせー。コイツと話あっから、ちょっと待ってて。待合室そこ進んで右の方にあっから。一応案内するわ」
「よろしくなーボーズ♥」
「他の客いっから騒ぐなよークソガキ♥」
「え…あっ、ハイ!」
自分を包むピンク色の気配にどぎまぎしてしまう。情けねえなあ、俺。ドラケンくんは堂々としているのに、俺、ドラケンくんより年上なのに……と落ち込むタケミチ。
しかしそもそも、ココはドラケンの家であるし、12年後の未来でだってタケミチは風俗店になどほとんど入ったことがなかった。それこそアッくんと最期に会ったキャバクラくらいにしか入ったことがないくらいだ。慣れていないのだからしょうがないのだが、等の本人は気付かない。
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ど〜も!駄作者冰音です!
作品の途中で作者が出てくるのウザいかなって
思ったんですけど、どーしても言いたかったので……
すみません!!
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ありがとうございます〜!!
今後ともドラケンの弟、チェシャ猫志望をよろしくお願いします!
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作者名:冰音(ひょうと) | 作成日時:2021年6月24日 1時