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何も進展なく早1ヶ月
私はいつの間にかジミンさんの次、2番目に営業成績が良く今度ジミンさんと2人で営業をすることになった
「すごいねキムさん、まだ2ヶ月しか経ってないのにあの成績はすごいよ。僕でも半年かかったのに」
『たまたまです』
「努力の証だよ」ニコリ
少し変わったところは前より私の前で表情筋を上げることが多くなったことかな?
目は相変わらず覇気がないけどね…
少しずつ喋るようにもなったし
あともう少し、もう少しな気がする
会社を出ること30分
私達が最初に向かう営業先はアパレル系の会社
「着いたね、確か…12階だったよね?」
『はい、そうです』
ここってたしか、ミナ先輩の働いてる会社じゃ…
会えたらいいな…
珍しく少し浮き足立った
でもそれはすぐ崩れる
コンコン、『失礼します』
「あれ?A!」
『ミナ先輩!』
ミナ「久しぶり!最近会えてなかったけどまさかこんなところで会うとはね!◯◯会社って聞いた時、まさかとは思ったけど、話が早く進みそうね☆」
『私もミナ先輩でよかったです、初めて上司と営業するんです』
私はジミンさんの方を向いた
「よろしくお願いします…パク・ジミンです」
ミナ「えっ、
ジ、ジミン…?」
ミナ先輩が目を見開いて固まっている
「っ、、、、、ミナ…」
ジミンさんの色白い肌が更に血の気を引いた
私は理解出来なかった
2人はどんな関係なの?
「ごめん、キムさん。気分悪いから直帰していいかな?部長には電話で伝えておくから…」
「待って!ジミン!!!!!!!」
ミナ先輩は血相を変えてジミンの手を掴んだ
ミナ「会えてよかった…みんなあなたの事ずっと心配してたのよ、もう8年間も会えてなかったんだもの。あの日以来、ユンギもジョングクもテヒョンもみんな…
「うるさい。知らない…2度と会わない」
見たこともない、ジミンさんのあの絶望的な表情
ミナ先輩の手を思いっきり振り払って帰ってしまった
ミナ先輩はその場にへたり込んでしまった
「あなたは何も悪くないのよ…?なのに、なのに、…ううっ涙」
『先輩、大丈夫ですか?』
「ごめんね、私情を挟んで」
『そろそろ話して貰えませんか?高校時代何があったのか…』
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作者名:ゆみな x他1人 | 作成日時:2018年6月2日 0時